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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

幅広いニーズに応える
子育て支援総合事業

 
 
時東 ドラマチックなエピソードですね。尾﨑社長がいかに人望の厚い方なのかがわかりますね。
 
尾﨑 ありがとうございます。会社設立から10年が経過し、当時は若かった社員も徐々に結婚したり、子どもが生まれたり、マンションを購入したりしはじめています。そんな話を聞くと、ますますがんばらなければ、と思います。私にとって社員は家族みたいなものですからね。
 
時東 ステキなお考えですね。そこまで考えてもらえる社員の皆さんは幸せですね。
 
 

自らの子育て経験から
子育て支援事業に着目

 
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時東 そして保育園事業のほうは、どのような経緯で始められたのですか?
 
尾﨑 私はパットコーポレーションを、娘が1歳になる頃に立ち上げました。その後2年間はほとんど休みが取れる状態ではなく、娘が3歳になる頃、ようやく会社が軌道に乗りはじめたので、娘の保育園にお迎えに行ったり、運動会や遠足などの行事に参加したりする余裕ができてきたのです。そこで気付いたのですが、東京は民間保育園の数が圧倒的に足りません。特に一時保育してくれるところが非常に少ない。月極めで毎日朝から夕方まで預かってくれる普通保育もありがたいですが、一時預かりに力を入れている保育園があってもいいのではないかと考えるようになりました。
 
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時東 私も姉の子供をよく保育園までお迎えに行くんですが、保育園にいろいろな預け方ができればとても便利だと思います。
 
尾﨑 一般に、近くに手助けしてくれる人がいないまま子供と1対1で向き合うお母さん方には、精神的余裕が生まれにくいと思います。育児書を読んだりネットで調べたりして一生懸命勉強されているのですが、初めてお子さんを持つお母さんは、やはり大変ですよ。そんなときに、一時的にでもいいから自分の時間を持つことができれば、精神的な余裕が生まれ、お子さんへの愛情の持ち方も変わってくると思うんですよね。
 
時東 すごくわかります。今の普通保育って0か100なんですよね。ですから必死でお迎えに行かないといけないし、少し遅れただけで延長保育料を払わなくてはいけなかったり。
 
尾﨑 時東さんはすごくリアルな感想をお持ちですね(笑)。 そうです。そこで、自分の理想とする保育サービスを展開しようと思い、「キラキラキッズナーサリー」 という名前で開園したわけです。