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◆日本初のジン蒸溜所
   古都・京都に誕生

 
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日本の四季の美を表現した「季の美 京都ドライジン」
世界4大スピリッツの1つに挙げられる、ジン。特にイギリスのドライジンを指すことが多く、大麦やトウモロコシなどのグレーンスピリッツに、ジュニパーを含むボタニカルを浸漬後、蒸溜して香りを効かせた、無色透明のアルコールです。ジントニックやマティーニといった有名なカクテルに使われることも多いので、ご存じの方も多いでしょう。
 
昨年2016年夏、ジンにまつわるあるニュースが国内外をにぎわせました。その内容は「日本初のジン専門蒸溜所が、京都に誕生」――というもの。新たに生まれた「京都蒸溜所」で製造するのは、“和の素材を活かした、京都ならではのジン”という前評判もあり、ジンを愛する世界中の人が京都蒸溜所のジンが完成するのを待ちわびていました。
 
そして、ついに2016年10月、満を持して発売となったのが、スーパープレミアムクラフトジン「季の美 京都ドライジン」です。ボトルに施された美しい文様は、京都の老舗唐紙店「唐長」を継承するブランド「KIRA KARACHO(雲母唐長)」が監修。日本の四季の美しさ――“季の美”を表現しています。ジュニパーの効いたロンドンドライスタイルに、和のエッセンスが加わった季の美は、まさに英と和の伝統と革新が見事に融合した唯一無二のジン。完成に至るまでには、様々なドラマがありました。
 
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ジンに特化した国内初の蒸溜所・京都蒸溜所
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京都ならではのジンには、独自の製法が活かされている
 
 

◆素材の味を最大限に活かす
  匠の技・「雅」製法とは?

 
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オーナーのデービッド・クロール氏
京都蒸溜所のオーナー、デービッド・クロール氏は、これまでウイスキーの輸入を手がける中で、日本では未知の領域と言えるクラフトジンへの思いを温めていました。長年日本に親しみ、とりわけ京都に魅了されたクロール氏。京都の歴史やコンセプト、ものづくりに対する職人の魂・・・様々な要素が、目指すジンにマッチしたのです。
 
さらに、蒸溜所を京都につくる決め手の1つが“水”でした。京都・伏見は、言わずと知れた酒処。日本酒の仕込み水にも使われる伏見の柔らかな伏流水が、季の美をクリーンかつ、はんなりとした味わいに導きました。また、水と共に重要となってくるベーススピリッツには、一般的なジンと違い、米を原料としたライススピリッツを使用。他のジンにはない甘い余韻や滑らかな口当たりは、ライススピリッツだからこそでしょう。
 
季の美の最大の魅力は、オリエンタルなアロマが生み出す京都らしい世界観です。鍵となるボタニカルは、6カテゴリ11種の素材を使用しています。「ベース」として、ジュニパー、オリス、檜が骨格を形成。そこに、柚子とレモンの「シトラス」が、季の美に瑞々しい個性を与えました。山椒や木の芽の「ハーバル」が香味を引き締め、「スパイス」として生姜が味わいを複雑に。笹・赤紫蘇の「フルーティ&フローラル」は、ほんのりとアクセントになり、「ティー」――京都の老舗茶舗の玉露が、全てのボタニカルを上品にまとめています。
 
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ジンに欠かせないジュニパー
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山椒や木の芽の香りが引き締め役に
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玉露も京都らしい香りの重要な要素
 
この11種に辿りつくまで、試行錯誤を繰り返し、試した素材は約30種に及ぶとか。加えて、苦戦したのはボタニカルの浸漬・蒸溜。通常、ジンはボタニカルをまとめて浸漬・蒸溜します。しかし、素材ごとにベストを出せる時間も温度も違う――。そこで、京都蒸溜所では素材を最大限に引き出すべく、カテゴリ別に浸漬・蒸溜した後に匠の技でブレンドする、「雅」製法を編み出しました。もちろん、ブレンドも、0.1%の比率まで何度も試作を重ねた、とっておきのレシピです。素材にこだわり、手間暇をかけ、職人の技術を費やしたプレミアムなジン・季の美。京都が世界に誇れる新たな逸品と言えるのではないでしょうか。
 
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6グループのボタニカルを別々に蒸溜し、香味を引き出す
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6種の原酒を、匠の技でブレンディングしていく
 
 

◆高みを目指す職人魂と共に
  歴史を刻み進化するジン

 
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蒸溜所を案内してくれたテクニカルアドバイザーの大西正巳氏
京都が薫る季の美は、従来のジンの飲み方以外にも様々な楽しみ方があります。ウイスキーのようにトゥワイスアップにしてワイングラスに注げば、ボタニカルのスペクトルが伝わり、飲み手の想像力を刺激してくれるはず。和食とのペアリングにも適している他、例えば、湯豆腐の醤油にエッセンスとして加えたり、スイーツにアレンジしたりと、料理に使えば、また違った表情を見せてくれることでしょう。
 
探究の末、ついに販売に至った季の美ですが、決してこれが最終形態ではありません。素材についても、より季の美に相応しいものがあれば積極的に取り入れるなど、さらなる日本らしさ、京都らしさを求めて、京都蒸溜所は挑戦を続けています。
 
伝統と革新を融合させ、常に高みを目指す京都の職人魂。季の美による、ジャパニーズクラフトジンの歴史は、まだスタートしたばかりですが、2017年には早くも日本を飛び出し、シンガポール、ヨーロッパにも進出します。今後も進化を続ける、京都蒸溜所の「季の美 京都ドライジン」を一度味わってみてください。
 
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ラボでは日々研究が重ねられ、季の美は進化し続けている
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世界に羽ばたく、京都発のジン「季の美 京都ドライジン」
 
 
 
京都蒸溜所
京都府京都市南区吉祥院
https://kyotodistillery.jp/ingredientsjp/
 
 
 
 

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