◆バラエティ豊かなエールビールで
ビール好きの心を鷲掴み!
気温も上がり、キリッと冷えたビールがたまらない季節。ビールといえば、大手メーカーの数ブランドがしのぎを削っているイメージですが、近年、クラフトビールの人気の高まりから、市場にも変化が起きているようです。
左から「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」「水曜日のネコ」「よなよなエール」「インドの
青鬼」「東京ブラック」。それぞれ個性豊かな味わいとパッケージデザインが魅力!
この春から主要コンビニでも販売が始まり、注目を集めている缶ビール 「水曜日のネコ」。ビールらしからぬネーミングとパッケージデザインに、思わず心奪われた人も多いのでは? オレンジピールとほのかなコリアンダーの風味が広がるフルーティなホワイトエールで、普段はビールをあまり飲まない層からも支持を集めています。実はこの 「水曜日のネコ」 を手がけるのは、「インターナショナル・ビア・コンペティション」 で8年連続金賞を受賞した 「よなよなエール」 で知られるヤッホーブルーイング! 豊かなアロマとまろやかな旨みで、まさに夜な夜な味わいたくなる 「よなよなエール」 を筆頭に、鮮烈なホップの苦味がクセになる 「インドの青鬼」 や、黒ビールならではの濃厚なコクが後を引く 「東京ブラック」 といった個性際立つ銘柄で、日本のビール業界の一歩先行く醸造所は、長野の軽井沢にありました。
◆日本の画一的なビールに
もっと香りと味わいを
ビールの発酵の様子を見る井手直行社長
ヤッホーブルーイングが誕生したのは1996年。欧米の種類豊富なエールビールのように豊かな香りと味わいで、画一的な当時の日本のビール業界に一石を投じるべく、立ち上がりました。その後、海外のビールを飲み比べては研究を重ね 「香りを楽しみながら、じっくりと味わってほしい」 と生まれたのが、柑橘類のような華やかな香りのアロマホップを活かした 「よなよなエール」。全国に数あるクラフトビールの一つとして生まれたこの商品は、世界でも評価され、今やその名は全国区に。その後も数々の人気商品を生み出し、ラインナップが増えた現在も、ヤッホーブルーイングのビールは長野で製造されています。
厳選したモルトを粉砕して糖化する工程からはじまり、発酵や熟成を経て、完成するまで約1ヶ月。仕上がりを左右する酵母は生き物なので、細かな温度管理も欠かせません。大手のような量産ラインとは異なり、1日の製造量も限られています。そうした中で、こだわりや遊び心、情熱をもって丁寧につくられるビールは、どの銘柄も 「新感覚」 というにふさわしい、唯一無二の存在感。ヤッホーブルーイングは、今やビール業界の異端児として、その名を轟かせているのです。
濾過槽で麦芽かすを除いた麦汁にホップの香りと苦味を加えていく
貯蔵庫で約2週間熟成。荒々しさがとれ、まろやかな味わいに
◆遊び心溢れる商品展開
醸造所見学も見逃せない
現在、「水曜日のネコ」 に次いで、注目度急上昇の新商品が 「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」 です。「忙しい30代の女性が、週の中日に気を緩める時に飲む缶ビール」 と、具体的なコンセプトの前者に対し、「自分たちがつくりたいビールをつくった」 というこのビール。第二弾となる現行品は、なんと業界初! かつお節の一番出汁が使われています。とは言っても、かつお節の味や匂いは一切なし。かつお節のアミノ酸とビール酵母の見事なコラボレーションにより生まれたトロピカルなアロマが、厳選したホップの香りを引き立て、華やかでジューシーなビールに仕上がっているので、ぜひ一度ご賞味あれ。
ビールへの想いと遊び心で、独創的なビールを打ち出し続けるヤッホーブルーイングでは、9月までの週末、完全予約制で醸造所見学も開催中です。約1時間半の見学とビールの試飲が楽しめ、ビール好きは垂涎必至! 現場を知れば、ビールのおいしさもひとしおでしょう。また、2013年秋には、東京にヤッホーブルーイングの樽生ビールが楽しめるビアパブがオープン。7月25日から9月8日には、アークヒルズビアガーデンで先行お披露目も行われる予定です。今後の展開から、ますます目が離せないヤッホーブルーイング。次はどんなビールを披露してくれるのでしょうか・・・?
甘味と苦味が絶妙! 「よなよなエール」。
余韻までコクがあり、じっくり味わいたい逸品
爽やかな香りに心解れる 「水曜日のネコ」。
ライトな飲み心地で、男女問わず大人気!
「前略 好みなんて聞いてないぜSORRY」。
一番だし製法による香り際立つ新感覚ビール
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株式会社ヤッホーブルーイング 醸造所
〒385-0009 長野県佐久市小田井1119-1
TEL 0267-66-1211
営業:11:00~21:00
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(この情報は2013年7月17日現在のものです)