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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

成功体験が自信になる
学ぶ力が身につく学習塾

 

個人と大手、両方のメリットを活かした指導

 
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タージン 荒牧代表が開塾されたきっかけを教えてください。
 
荒牧 勤務していた大手学習塾が事業から撤退することになりましてね。そこで2023年に、その塾を引き継ぐ形で当塾を開くことになったんです。
 
タージン なるほど、もともと塾講師でいらっしゃったんだ!
 
荒牧 ええ、私の実家が塾を経営していました。それで父を手伝う形で、私も塾講師をしていたんです。ただ、その学習塾は兄が継ぐことになったので、私は個人塾とは異なる方法を学ぶため大手学習塾に就職したんですよ。
 
タージン ご実家も学習塾でいらっしゃったんですか! 塾講師になるために生まれてきたような方だなあ(笑)。
 
荒牧 筋金入りです(笑)。勤務先の塾では、各地方で新規塾の立ち上げも経験しました。いろいろとその土地によって違いがあるので、実にいい経験ができましたね。
 
タージン 地域に根差した個人塾と、大手学習塾では、運営方法が大きく違うでしょう? 両方の利点を知っているのは、荒牧代表にとって大きな強みになりますよね。
 
荒牧 そうですね。実際、その土地によって教育環境も受験環境も大きく変わります。中でも大阪は特殊で、私立高校の入試では校内実力テストの結果が大きく関係します。一方、公立の入試では難易度に応じてA・B・Cと3種類も試験問題があるんです。だから大阪で塾を運営するには、短期集中型の受験勉強ではなく、長いスパンでの勉強に対応できることが大切なんですよ。
 
タージン 一発逆転が狙いにくいんですね。
 
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荒牧 おっしゃる通りです。大阪の受験事情では、大手の画一的な指導方法だけでは結果を出しにくいと思います。
 
タージン そういうときに、荒牧代表のご経験が活かされるんでしょうね! 大阪のような特殊な受験環境に対応するには、進路を見据えて大きな枠組みを考える大手の手法と個々人の能力を見極めて対応する個人塾の手厚さの合わせ技が必要になってくる。両方の塾の良いところを知っているからこそ、痒いところに手が届くような指導が可能というわけだ。