午後から会議! 食事で眠気対策
さて、先月から始まりました、「仕事がはかどる勝負ランチ」。前回は、脳の機能を高めるランチのとり方、あわせて日頃の食習慣の見直しについてもお伝えしました。皆さん、その後、賢い食事で健やかに美しく――「賢食健美」を意識されていますか? 少しずつでも、自身の健康のため、より良い仕事のため、食事を見直していきましょうね。食を選ぶ力が身に付き、日々の食生活が整えば、週に1~2回は羽目を外しても、前後の食事でリカバリーできるようになりますよ!
ビジネスパーソンの皆さんは、昼休憩でホッとするのも束の間、午後もスケジュールが詰まっていて忙しい日々を過ごしていると思います。でも、ランチでお腹いっぱいになると、つい眠くなってしまいがち。せわしなく動いていたらまだしも、長い会議となると座りっぱなしで話を聞く時間も長く、睡魔との激戦を繰り広げたことのある方も多いのでは? そこで今回は、午後も眠くなりづらいランチのアドバイスをしたいと思います。
まず気を付けたいのは、食事の量。満腹になると集中力が落ちるというのは、前回もお話ししましたよね。さらに、食べたものを消化するにはエネルギーを使うので、たくさん食べるとその分眠くなってしまう・・・というわけなんです。なので、眠気を予防するなら、腹八分目より、もう少し控えめがおすすめ。いつもの半分くらいの量が理想的かもしれませんね。私も、お仕事の合間にロケ弁をいただくときは、半分にセーブして、午後にひびかないように気を付けています。
緩やかに血糖値を上げてくれるのは、炭水化物。お蕎麦も良いですが、せっかくなら、しっかりと噛んで食べられる玄米や雑穀入りのごはんを選ぶといいと思います。咀嚼は脳に刺激を与えてくれるので、集中力もつくし、眠気の防止にもうってつけ。消化にもよく、少量で満足感も得られますしね。最近は定食のごはんの種類が選べるお店も多いですし、コンビニでも雑穀入りおにぎりが手軽に買えるので、ぜひ活用しましょう。おかずは揚げ物など重いものは避けて、歯ごたえのある副菜などをプラスしてバランスよく。外食だと量が多くなりがちなので、コンビニを利用する場合は、おにぎりに野菜ジュースとヨーグルトを足すくらいでもいいと思います。おにぎりは、普段2つ食べる人なら1つ・・・と、量を調整してみてくださいね。
こうした眠くなりづらい食事の仕方は、会議前以外でもぜひ活用してみてくださいね。ポイントを覚えておけば、逆転の発想で、夜「眠れないな」というときに、ホットミルクなどを飲んでセロトニンの分泌を促す・・・という、応用もできますよ。暑い日が続きますから、食事をうまく味方につけて、元気に夏を乗り切ってくださいね。
vol.2 午後から会議! 食事で眠気対策
著者プロフィール
川村ひかる Kawamura Hikaru
タレント/JAAアロマコーディネーター/野菜ソムリエ/健康管理士
経 歴
明るくキュートなキャラクターと抜群のスタイルで、バラエティ・ドラマ・ラジオに多数出演。また自身のブログで「150cmのコーディネート」を定期的に更新、ファッション好きの読者から支持を集める。JAAアロマコーディネーター・野菜ソムリエ・健康管理士の資格を持ち、現在は株式会社スノーピクチャーを立ち上げ、健康セミナーや美容専門学校の講師として、健康に関するライフスタイルを提案する活動にも注力している。
オフィシャルサイト
http://officemegu.com/kawamurahikaru
オフィシャルブログ
http://ameblo.jp/hikaru-kawamura
株式会社スノーピクチャー