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今こそふんどしを締め直せ!
年が明けたと思ったら、もう1月も終わり。2月といえば、アレですね。男も女も嬉し恥ずかしのあの日。2月14日・・・そう、ふんどしの日です。2(ふん)14(どし)というゴロ合わせで、ちゃんと認定されている記念日。毎年「ベストフンドシスト」なる著名人も選出されていて、ジワジワと知名度も上昇中! でも、パンツ全盛期の現代において、なんで、ふんどし・・・? そこで、ふんどしの日をつくり、ふんどしの啓蒙に務めている日本ふんどし協会の会長さんに真意を尋ねてみました。
協会を立ち上げるくらいだから、もちろん会長もふんどし愛用者だろうなぁ。事務所にお邪魔すると、迎えてくれたのは着流しの強面なオジ様・・・ではなく! 物腰柔らかく、ファッショナブルな中川ケイジ会長でした。意外! ふんどしの既成概念がふっとびましたよ。さて、ストレートに聞きますが、なぜ、この時代にふんどしなんですか?
「会社員時代、仕事がうまくいかずに落ち込んでいたところに東日本大震災が起き、それを機に鬱になってしまいまして。半年程休業していたんですが、そんな時、ふんどしを愛用している知人の経営者の方から勧められたんですよ。最初は急にふんどし姿を見せられて笑ってしまいましたが、実際使ってみると、快適さにびっくり! さらに、“ふんどしを締める”という今までの生活にない新しい行動が刺激になり、日々が楽しくなったんです。おかげで心も体も元気を取り戻し、それで、こんなに良いものをなぜみんな使わないんだろうと思ってブランドと協会を立ち上げました」
なるほど、そのご経験、まさに『人生はふんどし1枚で変えられる』という著書のタイトルに尽きますね。それにしても、そんなに快適だとは。なんせ、ふんどしなんて締めたことがないもので・・・。興味は湧いたけど、やっぱりちょっと、敷居が高いなぁ・・・。
「そういったイメージを変えるべく、日々活動していて、素材にもデザインにもこだわった当ブランドSHAREFUN®は、女性にも人気のおしゃふん(おしゃれなふんどしの意味!)です。就寝時だけでもふんどしにして下半身をゴムの締め付けから解放すると、健康にもとても良いんですよ。当協会はふんどしとパンツの共存を提唱しているので、夜だけでも試してくださいとお伝えしていますが、多くの方が、クセになって日中も手放せなくなりますね(笑)」
確かに、SHAREFUN®のデザインはオシャレで手に取りやすい! それに、中川会長曰く、健康に良いというのは男女共通なんだとか。簡単に説明すると、ゴムの締め付けがなければストレス軽減、血流やリンパの流れも妨げないので、女性は冷えやむくみの改善にも期待できる他、ゴム部分のかぶれやビキニラインの黒ずみも心配無用。加えて風通しが良いという点は、実は男性にとってはかなり重要。ストレスからの解放&風通しは、性能力をアップする重要な一因と言うんだから、草食化している日本男児は今こそリアルにふんどしを締め直すべきなのかも! これはメンタルの健康も左右する問題ですからね。自信が回復すれば、ライフスタイルも変わるかも。そうか、男女共にデリケートな部分に直接触れるものに、ちゃんと気を遣うべきなんだなぁ。今後、もっとふんどしの裾野が広がればいいのに。
「2015年は、ベストフンドシストにサンプラザ中野くんや矢口真里さんといった面々が決まり、ふんどしの日に授賞式が行われます。海外進出も本格化する予定で、日本土産用にパッケージを一新、デザインも増え、1月から原宿のキディランドで取り扱いも始まりました。1月28日から2月17日まで、新宿の小田急百貨店では12ブランドが一堂に会するふんどしの日フェアも開催。今年はふんどしが皆さんの目に触れる機会もさらに増えると思いますので、これを機に、ぜひふんどしを始めてみてください」
今まで遠くから見つめるだけだったふんどしが、ぐっと身近に感じ、手に取ってみたくなりました! ふんどし協会では、お気に入りの手ぬぐいなどを使った手づくりも推奨しているとのこと。男も女も、今年の2月14日は、思いをこめたふんどしを大切な人にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。2015年、ふんどし革命、起きちゃうかもしれませんよ。