2月に受けた人間ドックの結果が出て
とうとう今年、メタボを卒業しました!
皆さんも年度替わりで定期健診がもうすぐ始まると思います。会社のかかりつけの病院の先生に、「健診の結果今年もメタボですけど、どうします? 保健指導します?」とかなんとか、嫌みたっぷりに言われちゃって、今年もダメだったか~、と一人でズーンと落ち込んで。それが嫌だから、今からおもむろにジョギングを始めたりなんかしてね。奥さんからは「今からやったって意味ないわよ」とか白い目で言われて。――わかるなぁ皆さんの気持ち。私も30年来そうだったもんなぁ。
自慢じゃないが私は、身長177㎝で体重75㎏。現役時代のイチロー選手やサッカーの中田英寿選手と同じ数値だ。違いはといえば、彼らの体脂肪率が8%とかなのに対し、私はその3倍以上。だから、「いいですか皆さん。身長体重だけで体格は語れないんですよ!」と言って会場の笑いを取るのが、講演のときの私の鉄板ネタだったわけだけど(笑)。
2月22日に受けた人間ドックの結果が出て、とうとうメタボじゃなくなった。身長体重はそのままで、胴囲だけ、一番太かった頃と比べて6㎝減。ついでに医師からは、「内臓系も心血管系もここ数年でベストの状態です」と太鼓判を捺されました。
意識の作用で初めて貼り紙の存在を認識し
パーソナルトレーニングを始めて今年で6年
自慢じゃないが私は運動が嫌いだ。体力的に苦しいこと、無理をすること、負荷をかけること。全部嫌いだ。できれば家でプロ野球を見ながら寝転がっていたい。けど、嫌だけどやらなきゃいけないことって、あるじゃない。仕事でも何でも。そのときに、どうやれば続けられるかを自分で知っていることが大事だと思う。つまり自分のコントロールの仕方を知っているかどうかだ。
私は人に見張られて強制的にやらされないと続かないことが自分でわかっているから、パーソナルジムに入った。最初は大阪勝人塾のメンバーで株式会社カンパニーズの松尾達郎社長に、筋トレの素晴らしさからパーソナルジムの素晴らしさまでをコンコンと説き聞かせられたのがきっかけだった。ライザップみたいな高いところばかりじゃないことも教えられた。それで何となく「パーソナルジムか・・・」と思っていたら、ある日、当時入っていたスポーツジムにいつものように行くと、「パーソナルトレーニング受け付け中」の貼り紙がしてあった。
「えっ、パーソナルトレーニングやってるの? これいつ貼ったの?」とスタッフの人に聞くと、3年前から貼ってますよと言う。見たら、値段も庶民的な普通の値段だ。
あのときくらい意識の作用を感じたことはないね。こっちにその気(意識)がないと、3年間見ていても気付かないんだ。目に入っていても気付かない。情報として認識しない。怖いな~と思ったよ。
それでさっそく申し込んで、パーソナルトレーニングを始めたのが2017年の12月。でも、そのジムはコロナ禍で閉鎖してしまって。どこかに代わりがないかと思って調べたら、たまたま近所に整体の先生がやっているパーソナルジムを見つけて、そこに通い始めたのが2020年の春。もちろん週2~3回の筋トレが効果的という常識は知っているけど、私は週一回の1時間ペースを崩さず、そして今年、パーソナルトレーニング歴丸6年にしてめでたく、胴囲マイナス6㎝の金字塔を達成したというわけだ。
体も仕事の能力も変わり始める「閾値」がある
そこまでは嫌いでも続けたほうがいい
体組成としては脂肪が2㎏減って筋肉が2㎏増えたんだけど、筋肉も徐々に付いたというより、あるときから急にグッ、ググッ、と付いてくる感じだった。別に負荷(ウェイト)を上げたわけじゃない、一緒なんだけど、どこかに蓄積されていたエネルギーが一気に筋肉になっていく感じ。それにつれてどんどん胴回りが細くなる感じ。よく「閾値を超えた」という言い方をするじゃない? あの感覚だよね。
ある程度頑張って、ある程度の水準に達して、初めて見える風景――。そういうのはやっぱり、あると思う。何事もそう、仕事もそうだけど、特に3月4月は新卒入社の若い子や部署異動になった人たちも多いはずだからそういう人たちにエールを贈るつもりで言うけど、自分の好きなことだけやってちゃ駄目だ。嫌いなこともやってみよう。ある程度までは続けてみよう。
それで風景が変わって、「俺この仕事メチャ好きかも!」と思うかもしれない。自分の“好き”の範囲が広がったり、新しく増えたりするかもしれない。
本気で好きじゃないのか、それとも単にまだその仕事に慣れていないだけなのか。その判断ができるようになる前に全部切っていたら、同じ“好き”の中でグルグル回っているだけの状態から抜けられない。成長も進歩もない。まるで、30年も普通のジムに通って体を変えられなかった私みたいだ。
体を鍛えて体力を付けて
アメリカ商業視察セミナーin NY、さあー行こー
変わる話が出たついでだから宣伝すると、6月は4年ぶりに「アメリカ商業視察セミナーinニューヨーク」を再開します。4年ぶりだからなぁ、ニューヨークがどう変わっているか。
視察セミナー自体は去年の10月に再始動したけど、行き先がラスベガスだったからね。ニューヨークとベガスじゃ得るものがやっぱり違うから。特に小売業や飲食業にサービス業系の人たちにとっては勉強し甲斐があるので、ジョギングでも何でもいいから今から体づくりをして備えて、皆さまぜひご参加ください。記事下に案内URLを載せておくから、ヨロシク!
2024年6月13日〜18日【4泊6日間研修】 募集締切4月10日まで!
▼ツアーの詳細はこちら
https://jspl.co.jp/event/240613
▼ツアー申込みはこちら
https://krs.bz/his/m/stshsyghscma6414
旅行企画 HIS海外視察デスク
研修企画 日本販売促進研究所
研修講師 佐藤勝人
■4月12日 大阪勝人塾
事務局 経営コンサルティングアソシエーション
https://www.facebook.com/events/940197607327051
■4月18日・19日 第14回サトカメ栃木MG
事務局 サトーカメラ法人営業課
https://www.facebook.com/events/1070173310725431
■日商assist bis 佐藤勝人の地域一番店商法
https://ab.jcci.or.jp/series/6182/
■最新著書「地域密着店がリアルとネットで全国繁盛店になる方法」
https://amzn.to/3EfDs6W
■佐藤勝人YouTubeチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UC4IpsvZJ6UlNcTRHPgjellw
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セミナーやイベント等の最新情報が届きます
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■佐藤勝人の講演・研修・個別支援のお問合せ
日本販売促進研究所 担当/佐藤夏美 contact@jspl.co.jp
vol.89 パーソナルトレーニング歴6年、ついにメタボを卒業した経験から言えること
(2024.3.27)
著者プロフィール
佐藤 勝人 Katsuhito Sato
サトーカメラ代表取締役副社長/日本販売促進研究所.商業経営コンサルタント/想道美留(上海)有限公司チーフコンサルタント/作新学院大学客員教授/宇都宮メディア.アーツ専門学校特別講師/商業経営者育成「勝人塾」塾長
経 歴
栃木県宇都宮市生まれ。1988年、23歳で家業のカメラ店を地域密着型のカメラ写真専門店に業態転換し社員ゼロから兄弟でスタート。「想い出をキレイに一生残すために」という企業理念のもと、栃木県エリアに絞り込み専門分野に集中特化することで独自の経営スタイルを確立しながら自身4度目となるビジネスモデルの変革に挑戦中。栃木県民のカメラ・レンズ年間消費量を全国平均の3倍以上に押し上げ圧倒的1位を獲得(総務省調べ)。2015年キヤノン中国と業務提携しサトーカメラ宇都宮本店をモデルにしたアジア№1の上海ショールームを開設。中国のカメラ業界のコンサルティングにも携わっている。また商業経営コンサルタントとしても全国15ヶ所で経営者育成塾「勝人塾」を主宰。実務家歴39年目にして商業経営コンサルタント歴22年目と二足の草鞋を履き続ける実践的育成法で唯一無二の指導者となる。年商1000万〜1兆円企業と支援先は広がり、規模・業態・業種・業界を問わず、あらゆる企業から評価を得ている。最新刊に「地域密着店がリアル×ネットで全国繁盛店になる方法」(同文館出版)がある。Youtube公式チャンネル「サトーカメラch」「佐藤勝人」でも情報発信中。
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