いつも心に故郷を
~県民手帳SHOW2015~
2014年も残すところ1ヶ月弱。すでに年末年始のスケジュール調整で手帳とにらめっこの日々です。そういえば、2015年の手帳は皆さんもう購入されました? 手帳ってデザインやサイズ、使い勝手も様々だし、何気にページ後方にある各都市の路線図や西暦・年号の一覧表なんかを見るのも楽しいんですよね~。なんて言ってたら、なかなか決められない! と、あれこれ品定めしていたら、近年「県民手帳」なる手帳が人気という情報をキャッチ。
県民手帳とは、日本の各都道府県、もしくは県統計協会が発行している手帳なのだとか。肝心の中身は、カレンダー機能はもちろん、県庁や市役所などの役場の所在地&連絡先から、人口の推移や県の行事といった小ネタ、さらには観光スポットのお得情報などなど・・・各県それぞれ趣向を凝らした内容になっているそう! 2015年版は41県で発行されているこの「県民手帳」、買えるのは発行する県内や、Webでの通販、アンテナショップなどが基本のよう。せっかくなら、各県の手帳を見比べてみたいですよね? でも、さすがに41県出張はちょっと・・・と思っていたら! 渋谷ロフトの手帳売り場に多数の「県民手帳」が集まるということで、お邪魔してきました。
売り場にうかがった11月中旬の時点で、すでに十数県の手帳がずらり! 価格はサイズによっても異なるけれど、平均すると500円という手ごろさも嬉しいかも。ちなみに、渋谷ロフトでの前年・2104年版県民手帳の人気は、1位が熊本、2位が千葉、3位が鹿児島。「東京・渋谷で熊本が1位?」と、2015年版を手に取ると・・・なるほど。熊本のご当地キャラ「くまモン」が表紙を飾るキュートなデザインで、これは熊本県民ならずとも欲しい! 他県も、カラーバリエーションを豊富にそろえていたり、サイズ展開していたりと、力を入れているのがよくわかる。そこで、気になった県民手帳をいくつかピックアップ、名付けて「県民手帳SHOW2015」のスタート★
三重・・・10年ぶりに復活を果たしたという三重県民手帳に注目。県のデータはもちろん、カラーページで世界遺産熊野古道や海女文化を紹介している他、ウィークリーカレンダーには方言・豆知識といった小ネタが充実していて見ごたえもあり。そして、表紙には、なんと忍者文字の刻印が(三重と書いてあるらしい)! さりげないけど、しっかり個性を発揮しています。
徳島・・・全面に県のマスコット「すだちくん」の顔が印刷された、インパクトのある表紙に釘づけ。比較的シンプルな表紙が多い中で、目を引きました! しかも、カレンダーやフリーページにも様々なシチュエーションのすだちくんが描かれていて、めちゃくちゃキャッチーな一冊です。
静岡・・・美麗な表紙が売り場で異彩を放っていた静岡県民手帳。フルカラーの富士山の写真が、神々しい! 富士山静岡空港から各地方・各国への所要時間を確認できるページもあり、ワールドワイド。さすが世界遺産! ちなみに表紙は4種類着せ替え可能です。
香川・・・香川県民ノートではなく、「うどん県民ノート」らしいです。サイズは少し大き目のA6サイズ、表紙には香川県の県章、裏表紙にはうどん県のロゴ入り! フルカラーで県の特産品の写真もキレイで、表紙の色を変えられるのもポイント。肝心の内容は、意外と(?)ちゃんと“香川県”でした。(香川県では手帳サイズの香川県民手帳の取り扱いもあるそうです!)
茨城・・・茨城県フラワーパークと茨城県近代美術館の入場割引サービスまで付いているお得感満載な茨城県民手帳! データページでは茨城空港の便利さから、茨城県の“日本一”、観光スポットをカラーで猛プッシュしていて、意気込みがかなり伝わってきました。
個性豊かなこれら県民手帳も、全体のごく一部。12月に入れば、渋谷ロフトの売り場にもほとんどの県も出そろい、さらにバラエティ豊かになりそう! 地元愛の証として購入する人も多いという県民手帳。いつも心に故郷を! 2015年の手帳を迷っているという人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。
(取材協力)
渋谷ロフト
※初のロフトオリジナル手帳「ワナドゥ手帳」も要チェック。35種類もある趣味特化型手帳で、2015年は趣味を充実させよう!