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事業成長の鍵は組織のチーム力

 
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インバウンド向け和食の英語料理教室「築地クッキング」
近年、大手・中小問わず、チームビルディングに力を入れている企業が増えているようです。少人数のプロジェクトチームから数百人規模の会社の組織まで、規模は違えど、人と人が集まって仕事に取り組む以上は、仲間意識を持って全員が同じ方向を向くことが、円滑に仕事を進めるうえで大切になってきます。特に、企業内のダイバーシティが広がりをみせたり、事業のグローバル化により海外の企業やスタッフと協力する機会が増えたりといった中、コミュニケーション一つとっても大きな壁になりがちです。
 
強固な組織づくりは、事業を成長させる要。とはいえ「具体的に、チームビルディングってどうしたらいいの?」と悩んでいるリーダーや担当者は少なくないでしょう。一から社内で企画をするのはノウハウがなければ難しいので、さまざまな研修プランを利用するのも手。今回は、楽しくチーム力を高められ、さらに“おいしい”、一石三鳥というユニークなチームビルディングのプランをご紹介します。
 
 

欧米企業が取り入れるチームビルディング・クッキング

 
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料理の基本は講師からレクチャーが受けられる
来日外国人を対象に、インバウンド向け和食の英語料理教室を開催する「築地クッキング」が展開している、料理を通じた企業研修プログラム「チームビルディング・クッキング」。これは、会社の思いを一つにして同じゴールを目指して進んでいける組織をつくるための取り組みであり、欧米のグローバル企業では積極的に取り入れられている人事研修の一つなのだとか。
 
チームビルディング・クッキングの目的は、調理体験を共有して楽しみながらメンバーの相互理解を高め、意識の共有を図ることで持続可能な組織づくりを行うこと。国籍や性別、価値観の違う人や普段はコミュニケーションが不足している人達とも、食を通じての共同作業に取り組むことで、高いコミュニケーション、創造性、タイムマネジメント、プロジェクト遂行力が期待できると言います。
 
プログラムの内容も多彩で、エンターテイメント性も抜群です。基本プログラムでは、あらかじめ用意された食材を使用してチームごとにテーマに沿った料理を制作。調理後はプレゼンテーション、試食会を行い、チームとしてのパフォーマンスを競うというもの。さらに、各チーム一定の材料費のもと、築地市場へ買い出しからスタートする買い物&クッキングプランや、料理と日本酒のペアリングを模索するクッキング&利き酒プランなどもラインアップ。いずれも講師から料理の基本レクチャーがあり、多言語でのレッスンやヴィーガンや食物アレルギーにも柔軟に対応してくれるので、どんなメンバー構成でも安心です。
 
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築地の新鮮な素材をつかって、チームで寿司づくり!
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お好み焼きの調理はもちろん盛り付けも工夫を凝らして
 
 

「食」という共通ツールが人と人をつなぐ

 
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料理が完成したら、各チームのプレゼンタイム
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懇親会を兼ねた試食会は盛り上がること間違いなし
このチームビルディング・クッキングは、各国から集まったスタッフに向けてのアクテビティーをはじめ、ロイヤルカスタマー向け招聘旅行や各国のエグゼクティブ向けのプログラム、社内スタッフの交流プログラムなどに利用されているようです。参加者からも「部署内のチーム編成により、まだお互いを良く知らない同士でも、いつもとは違うコミュニケーションをとることができ、楽しい時間を過ごせた」「海外からのお客様のおもてなしに利用した。一緒に料理することで距離が縮まり、信頼関係の構築に役立った」といった声が寄せられています。
 
料理を共につくるだけでなく、味わう喜びも共有できるチームビルディング・クッキング。ビジネスライクな環境から適度に離れ、楽しみながらメンバー同士が関わることで、仕事中には見えない気付きや学びも得られるのではないでしょうか。
 
プログラムは、少人数から1000人規模の大人数まで対応でき、全国出張やニーズに応じたさまざまなカスタマイズが可能とのこと。働き方改革により、多様な人材の活躍が期待されるこれからの時代。会議室での堅苦しい研修や、ただの“飲み会”になってしまいがちな飲みニケーションから脱し、新しいチームビルディングに取り組んでみませんか? 
 
 
(問い合わせ)
株式会社シェアプロ
http://sharepro.co.jp
 

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