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◆古都・京都で生まれた
   “セレクタブルホテル”

 
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京都御所の南に位置するモダンなホテル「THE SCREEN」
 古刹や大社が点在し、風情ある街並みが残る古都・京都。四季折々の味わいがあり、1年を通して、国内外から多くの観光客が訪れます。特に、錦繍に彩られた嵐山など、荘厳な寺社仏閣と紅葉のコントラストが見事な秋の京都は、まさに幽玄の美しさ。これからの季節、紅葉を目的に、京都へ出かける人も多いのではないでしょうか。楽しい旅には、観光などの目的はもちろん、居心地のいい宿泊先も欠かせません。京都に行くなら、純和風の旅館――も捨てがたいですが、京の新たなおもてなしを感じる“日本初”のこんなホテルはいかがでしょう?
 
 京都の中央に位置し、観光地へのアクセスに便利な寺町丸太町に位置する、近代的なデザインのホテル「THE SCREEN(ザ スクリーン)」。日本ならではの“おもてなし”の心を大切にしながら、伝統と革新を発信する新スタイルのホテルです。ゲストルームは13室。その全室が13組の国内外のクリエイターにより13通りの異なるデザインに設えられています。ここは、選ぶ楽しみ、迷う楽しみを存分に味わい尽くせる、日本初の「セレクタブルホテル」なのです。この秋、京都に泊まるなら、知的好奇心くすぐるアートなホテルステイで“芸術の秋”も満喫しませんか?
 
 

◆デザインでおもてなし
   意匠の異なる13室

 
 ゲストルームをデザインした13組のクリエイターは、ファッションデザイナーから日本画家、プランナーなど、分野も多岐にわたります。そのため、13室のインテリアはどれも全く異なる意匠を凝らしたものとなっており、コンセプトも様々です。
 
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Room201(Jotaro Saito) 
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Room202(Takuro Iga)
 
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Room102(Akihiko Shimada by Clip inc.)
  
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Room103(Akiko Masuda by eager inc.)
 
 例えば、エグゼクティブスイートのRoom201を手がけたのは、新進気鋭の着物デザイナー、斉藤上太郎氏。壁面に西陣織や朱漆を用いた、大胆な和のエッセンスが艶やかな雰囲気を演出しています。いっぽう、ホテル事業から企業ブランディングまで様々なデザインを手がける伊賀拓郎氏による、もう1室のエグゼクティブスイートのRoom202は雰囲気も一転、ハイスタンダードを極めたリュクスな空間です。また、日本画家である中村哲叡氏が襖絵を描いたRoom101は、二条城の二の丸御殿さながらの雅な和の設え。京都観光おもてなし大使も務める地域活性プロデューサー・島田昭彦氏の手がけたRoom102は、家紋をモチーフにした紋章工芸をあしらった、和と洋の心地よさを併せ持つ温かみのある空間となっており、同じ“和”がモチーフでありながら、それぞれ個性が光っています。
 
 この他、全て黒で統一されたインテリアの中に灯るほのかな明かりが心地良い、ファッションデザイナーの田中了氏によるエッジの効いたRoom304や、ワイングラスをモチーフに、オーガニック塗料のみで塗装を施した、国内外で活躍するファインアーティスト、ドミニク・ルトランジェ氏の遊び心を散りばめたRoom402など、どの部屋も1つとして見逃せません。
 
 
 

 

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Room104(Satoru Tanaka)
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Room401(Taiji Kuroda)
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Room101(Tetsuei Nakamura)
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Room203(Salvatore Barbiera)
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Room301(Katsunori Suzuki)
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Room302(Pirada&Paradis Senivongse Na Ayudhya)
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Room303(Hikaru Kitai)
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Room402(Dominic Lutringer)
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Room403(Sam Liu AA Dip)
 
 
 
 

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