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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しく健康寿命を伸ばす
パーソナルトレーニング

 

ボクシングを活かして健康寿命の伸長を支援

 
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内山 それにしても、早見代表もボクシングをしておられたとは嬉しい共通点ですね!
 
早見 私も嬉しいです! 大人になってからプロボクサーのライセンスを取得し、現在でもボクシングジムで指導を受けています。ただ、ボクシングの元世界チャンピオンである内山さんを前にすると、少し気恥ずかしいですね(笑)。私は学生時代からボクシングが好きで、内山さんの母校である花咲徳栄高校のボクシング部に入ろうと思っていたんですよ。諸々の事情で入学はかなわなかったものの、内山さんのご活躍についてずっと注目していたので、こうしてお話しできて光栄です。
 
内山 そうだったのですか! もしかしたら、私の後輩になっていたかもしれなかったんですね(笑)。パーソナルジムの開業を目指した経緯についても、お聞かせください。
 
早見 もともとは趣味としてボクシングを続けながら、飲食業界で働いていました。そんな時に父が体調を崩してしまい、私が介護をすることになったんです。父の介護生活の中で、父の筋力が低下してどんどん弱っていく姿を目の当たりにしました。そこで、人が介護や治療に頼らず、自立して健康に生活するための健康寿命の重要さを強く実感したんです。
 
内山 医療技術の発達により平均寿命そのものは伸びているものの、一方で自立した生活ができない期間もまた長くなっていると近年問題になっていますね。
 
リゾートのような雰囲気が漂うジム
リゾートのような雰囲気が漂うジム
早見 そうなんです。そこで私は、自身の経験を活かして人々の健康寿命を伸ばすサポートをしたいと思うようになりまして。そこで、飲食業を続けながら専門学校に通い、トレーニングや身体のケアについての知識を学びました。ジムを開業して間もなく父は亡くなってしまったものの、父の介護を通じて人生観が変わるほどの学びを得ることができ、とても感謝しています。
 
内山 お父様との生活が、現在の早見代表の活動を通してお客さんの幸せにつながっているならば、お父様にとっても嬉しいことだと思います。お客さんはどのような層が多いのでしょうか?
 
早見 最も多いのは50~60代の方ですね。特に、定年間近である程度お仕事が落ち着いた方や、経営者の方などが多くおられます。最高齢ですと90代のお客様もいらっしゃいまして、みなさんとても元気なんです。ちなみに当ジムは開業して10年以上ですが、開業当初からずっと通ってくださっているお客様もいます。
 
内山 10年以上も通い続けているお客さんがいるとは驚きです! 地域の人々にとって、なくてはならないジムとなっているわけですね。