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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

特性のある子どもたちに 優しく寄り添う支援塾「コスモス」
支援塾コスモス 代表 米澤るみ

 
プロフィール 福岡県出身。大学卒業後、小学校教諭や特別支援学級の講師として長年にわたり勤務する。その後、放課後等デイサービスの設立支援などに携わったのち、さまざまな理由で不登校になった子どもたちを支えたいとの思いから、2016年に支援塾コスモスを立ち上げた。自閉症や発達障害などを抱える子どものたちのサポートのほか、福祉施設の職員や学校の教職員向けのセミナーや講演活動なども行っている。
 
 
 
京都府長岡京市で、発達障害や自閉症などの特性を持つ子どもや不登校になってしまった子どもたちへのサポートを行う支援塾コスモス。米澤るみ代表は、これまで長きにわたって教育の現場で経験を積んできたプロフェッショナルだ。「不登校は決して悪いことではない」と語る米澤代表は、子どもたちの持つ特性を理解してあげることが大切だという。そこには、子どもたちに寄り添う米澤代表の温かな思いが込められていた。
 
 
 

自閉症や発達障害の特性を持つ子どもを支援

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 京都府長岡京市を拠点に児童への学習支援を行う、支援塾コスモスさん。こちらではどのようなお子さんを対象にしているんでしょうか?
 
米澤 主に発達障害や自閉症などの特性を持つ子どもたちに向けたサポートを行っております。中でも、学校に馴染めなかったり学習でつまずいてしまったりなど、さまざまな理由で不登校になってしまった子どもたちへの支援に力を注いでいます。
 
畑山 近年では、発達障害の一つとされる注意欠如・多動症、いわゆるADHDと診断される子どもたちも増えていると耳にします。私が子どもだった時代には発達障害という言葉も一般的ではなく、世間ではそれらが障害や疾患であるという理解も進んでいませんでしたよね。
 
米澤 そうですね。そのため、つらい思いをしてこられた方も数多くいらっしゃいます。でも、自閉症や発達障害の特性を持っている子どもたちは、日常生活における一般的な行動は苦手だとしても、自分自身が興味のある分野に対しては、時に優れた集中力を発揮したり、たぐいまれな素質を持っていたりするケースも多いんです。そこで私は、そのような子どもたちへの理解を広めるべく、放課後等デイサービスなどの福祉施設職員や学校教員向けのセミナーや講演、理解教育なども行っています。