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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

社員の強みで成果を出す 次世代型のリーダー育成
株式会社ストレングスアスリード 代表取締役 山田裕介

 
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インタビュアー 亀山つとむ(野球解説者)
亀山 兵庫県尼崎市を拠点に、指示待ちの社員を、自律型の社員に変えて、組織活性化につなげるリーダーの育成や新入社員を対象とする研修コンサルティングを展開している株式会社ストレングスアスリードさん。御社ではストレングスコーチングという個人の強みを活かす、独自の研修を手がけているそうですね。
 
山田 はい。一般的な育成研修では、弱点や苦手を改善するケースが多く見受けられます。しかし弊社では、個人の強みや才能を開花させることに特化したアプローチを行っているんです。
 
亀山 クライアント企業の人材の長所を伸ばすための支援、ということですね。いわば、否定ではなく肯定のアプローチだ。コンサルティングの内容を具体的に教えていただけますか。
 
山田 ストレングスファインダー®という個人の“強み”を可視化できる診断ツールを用いて、企業の発展に必要不可欠なリーダーの育成をサポートしています。亀山さんのおっしゃるとおり長所を伸ばすことにより、社員一人ひとりを尊重する空気が醸成されます。そうすると、組織全体がやる気に満ちていくんですよ。
 
亀山 言い換えれば、みんなのやる気を引き出せるリーダーを育成するわけですね。信頼できるリーダーが企業全体を引っ張っていけばコミュニケーションが円滑になりそうだし、全員が楽しく働ける環境づくりにもつながると思います。ところで山田社長ご自身は、もともと製薬業界でお仕事されていたそうですね。
 
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山田 そうなんです。私は大学卒業後、製薬会社に就職して15年にわたって仕事に励み、たくさんの苦労をしながらも営業成績トップになったり、役職を任されたりするなどの経験をしました。当時は医師から相談を受ける機会が多く、そうした日々の中で私の強みは人の話に対する傾聴力と信頼関係の構築力であることではないかと気付いたんです。それで、そのスキルをさらに磨きたいと思い、コーチングについて学び、退職後は個人様や団体様を問わず1000人以上のセッションを重ねた末に、現在のメソッドを確立し、弊社を設立しました。
 
亀山 まさにご自身の長所を伸ばし、強みを活かすために独立されたんですね。お仕事にかける情熱がひしひしと伝わってきますよ!