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塚本 私は大学に通っていた時に、イベントサークルに誘われて入会しました。ところが、実際には社交ダンス部だったんですよ(笑)。それでも、いざ打ち込んでみるとラテンダンスの楽しさにどっぷりとはまり練習漬けの毎日になりました。学生大会でも優秀な成績を収めたんです。大学卒業後は一般企業に就職しました。すると半年後、大学時代のダンスパートナーが「ダンスのプロになる」と言い出し、勤務先の会社を辞めてしまったんです。
水野 これは驚いたでしょうね。塚本代表のご決断が気になります。
塚本 それまで気付かなかったのですが、私の中にも「ダンスのプロになりたい」という気持ちがありました。ほどなくして退職し、ダンスパートナーと二人で猛練習を積み、体と技術を鍛え直したんです。そうして、競技ダンスに転向し西日本エリアのチャンピオンになりましてね。全国大会でもファイナリストに残るなど数々の結果を残しました。また、社交ダンスのプロは各地の教室でデモリストや講師に呼ばれる機会が多いんです。その頃に名古屋との縁が生まれました。
水野 いよいよ指導者の道が本格的に始まったようですね。
塚本 そうなんです。ある先生から「見事なキャリアを築いたあなたに来てほしい」と声をかけられましてね。私も再び西日本エリアの大会で優勝し、次のステップへ進む時期だと判断しました。そして、名古屋へ転居して2011年に当教室を開業し、2016年、久屋大通駅前の現在地に移転したんです。
塚本 そうなんです。ある先生から「見事なキャリアを築いたあなたに来てほしい」と声をかけられましてね。私も再び西日本エリアの大会で優勝し、次のステップへ進む時期だと判断しました。そして、名古屋へ転居して2011年に当教室を開業し、2016年、久屋大通駅前の現在地に移転したんです。