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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

利用者の生活に寄り添う 訪問看護ステーション
ナウ訪問看護ステーション/株式会社成 代表 呉山ナリ

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 和歌山県出身。学業修了後、看護師として就職。大阪府や和歌山県、兵庫県で病院やクリニック、さらには発達支援・放課後等デイサービスなどで勤務して経験を積んだ。訪問看護ステーションでプレイヤー兼、管理者として勤務したのちに2024年に株式会社成を設立。兵庫県西宮市でナウ訪問看護ステーションを運営し、地域に密着したケアサービスを提供している。
 
 
 
兵庫県西宮市で株式会社成(なり)が運営する、ナウ訪問看護ステーション。呉山ナリ代表は、これまで長く経験を積んできたベテランの看護師だ。同ステーションでは、子どもから高齢者まで幅広い年代、難病や障害、精神、看取りなどさまざまな疾患の利用者に対応しているという。そのうえで利用者本人やその家族の意思を尊重し、より良い生活が送れるよう寄り添ったサービスを提供したいという呉山代表に、仕事への思いを聞いた。
 
 
 

 “366日”いつでも対応する訪問看護

 
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インタビュアー 濱中治(野球解説者)
濱中 兵庫県西宮市で株式会社成さんが運営する、ナウ訪問看護ステーションの呉山代表にお話をうかがいます。訪問看護とは、在宅で医療を受けたい方のために、看護師さんが利用者さんのお宅へ文字通り訪問して看護を行うものですよね。このサービスは依頼すれば誰でも受けることができるのでしょうか?
 
呉山 訪問看護を受けるためには、基本的に利用者様が主治医の方から許可をもらい、訪問看護指示書を交付していただく必要があります。指示書には、利用者様の病状や治療の状況、どのような処置が必要かなどの情報が書かれており、私たちはそれに基づいてサービスを提供しているんです。
 
濱中 なるほど。まずは、かかりつけの医師に相談してからというわけですね。具体的にはどのような業務を行っているのかも教えてください。
 
呉山 当ステーションでは、健康状態の観察、服薬管理、各種医療処置など一般的な看護業務のほか、ターミナルケアや在宅お看取り、認知症ケア、ご家族などへの介護支援や相談、さらには医療的ケア児や重症心身障がい児などへのケアを含む小児訪問看護、指定難病、人工呼吸器を24時間使用されている方への対応など幅広い業務を行っています。訪問時間以外でも、ご連絡をいただければ365日・・・うるう年の日を含めて366日、24時間いつでも対応しておりますよ(笑)。
 
濱中 うるう年も含めて366日いつでもとはすごいですね(笑)。呉山代表がどのようなご経験を積んでこられたのかも気になります。さらに詳しくお聞きしていきましょう。