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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

消火設備工事のプロが 人命を火事から守る!
合同会社 神﨑工業 取締役 神﨑雅寛

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 19歳のときに鳶職人として職人の世界に入る。経験を積む中で、仕事仲間からスプリンクラーの配管工事の会社に誘われ入社。15年間勤め、代表が代替わりしたタイミングで独立を決意。2019年に(同)神﨑工業を設立し、オフィスビルや商業施設、駅、倉庫などを中心にスプリンクラーや消火栓の配管工事を手がけている。妻である神﨑来夢氏が代表取締役を務め、自身は取締役として現場で指揮を執っている。
 
 
 
命と財産を火災から守るために欠かせないスプリンクラーや消火栓。ビルや駅などさまざまな建物で消火設備配管工事を手がけるのが、川崎市に本社を構える合同会社神﨑工業だ。現場で陣頭指揮を執る神﨑雅寛取締役と夫を支える来夢代表取締役は、いざというときのために正しい消火設備の設置を真剣に考えてほしいと語る。それは、長年の経験で火と水の恐さを知り尽くしたプロフェッショナルゆえの言葉だった。
 
 
 

万が一のときになければ困る消防設備を設置

 
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インタビュアー 嶋大輔(タレント)
 川崎市幸区に拠点を置き、消火設備配管工事を手がける合同会社神﨑工業さん。今日は、神﨑雅寛取締役と奥様の来夢社長にお話をうかがいます。さっそく事業内容を詳しく教えていただけますか。消火設備とはどのようなものなのでしょう。
 
神﨑(雅) 私たちが設置するのはスプリンクラーや消火栓です。建物にこれらの設備を付けて配管を通し、火事が起きてもすぐに消火できるようにします。これが弊社の役割です。
 
 配管の中は常に水が通っているわけですね。想像するだけで大変な労力が必要なお仕事だとわかりますよ。施工する建物はさまざまなのでしょうね。
 
神﨑(雅) はい、弊社はオフィスビルや商業施設、駅、倉庫などを中心に施工しています。新築工事も改修工事もお任せください。ちなみに必要とされる消火設備は、建物の階数や床面積などいろいろな条件で異なります。大きな火災が発生するたびに消防法は改正されているので、古い建物は現在の基準を満たしていない場合も多いんですよ。
 
 人命と財産を守る消火設備は建物に欠かせません。きちんと法律に則った設備になっているかどうかわからない場合は、ぜひ、神﨑工業さんに相談していただきたいですよ。
 
神﨑(来) 嶋さんのおっしゃる通りです。火災が発生したときだけ使われるスプリンクラーや消火栓は「いらない設備」と言われることもあります。実際、一度も使わずに済むのが理想ですよね。ただ、いざ火事が起きたときは真っ先に必要とされる設備でもあるんですよ。大切な命を守るためにも、ぜひ、消火設備の設置を真剣に考えていただきたいです。