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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

消火設備工事のプロが
人命を火事から守る!

 

軽いフットワークで施工し確認も徹底

 
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 普段は意識することがないけれど万が一のときになければ困る。それが消火設備ですからね。でも、壁や天井の中にある配管は簡単に施工できないでしょう。
 
神﨑(雅) そうですね。特に、建物の改修工事をする場合は配管の中に水が流れています。ですから真空ポンプを使って水を抜き1本ずつ丁寧に外していくんですよ。
 
 非常に高度な技術力や、その場の状況に合わせた臨機応変な対応力が求められるのが、消火設備工事のお仕事ですね。その中で神﨑取締役が特に注意を払っていることは何でしょう?
 
神﨑(雅) それは、軽いフットワークで素早く工事を進めることです。でも、消火設備のプロとして施工のクオリティは落としません。また、先ほどもお話しした通り、消火設備の配管には高い圧力で水が流れています。それはわずか1分間で浴槽から水があふれるほどなんです。施工中や施工後の事故を防ぐため漏水を起こすわけにはいきません。
 
 そのような完璧な工事を、どうやって実現していらっしゃるのでしょう。
 
神﨑(雅) 長年にわたり積み上げた経験と技術を生かして、しっかり施工できたかどうか確認することですね。その際は私が一人で見ても意味がありません。信頼できる仲間たちと何人もの目で徹底的に確認し、絶対に手抜きをしないことが弊社のポリシーです。
 
 火事が起きたら水がなければ困る。でも、何も起きていないのに勝手に水が出たら人や建物に甚大な被害が発生します。必要なときに必要な水を供給するのがスプリンクラーや消火栓の役目。このような不備が許されない消火設備の工事は、火と水の両方の怖さを知り尽くした神﨑工業さんにしかお任せできないと実感しますよ。
 
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代表取締役を務める神﨑来夢氏(左)
神﨑(来) ありがとうございます。私たちもその責任を自覚しているからこそ、必ずお客様に満足していただける工事をご提供しています。「こうしてほしい」というご要望には可能な限りお応えし、クレームをいただくことがないよういつも心がけているんです。
 
 危険なお仕事にもかかわらず、心を込めて現場で汗を流す神﨑工業さん。その姿がお客さんに感動を与え、高い評判が口コミで広がっているのだとよくわかりますよ。それでは、あらためて消火設備工事というお仕事の達成感を教えてください。