※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
西本 はい。2018年に工房を立ちあげるまで18年ほど、靴メーカーに勤務していまして。私は靴が大好きで、関連した仕事に携われることを誇りに感じていました。ただ、ものづくり業界での共通の課題である職人の高齢化をはじめ、在庫を抱えた結果のディスカウント、破棄などの問題を目の辺りにし何とも言えない思いを抱くようになったんです。そこで「環境に優しく、安心して履ける靴づくり」をコンセプトに、レディースシューズを手がける工房を立ち上げました。
石黒 ものづくりへの情熱に加え、環境に配慮した素材を使用した高級感のあるシューズが、こちらのBEPPINSAN(べっぴんさん)ブランドの靴ですね。
西本 ええ。オーガニックコットンを使い、裏材にはトウモロコシの原料が入った素材を使用し、中敷きには消臭抗菌効果が期待できるホタテの貝殻を砕いた素材を使った、すべてエコ素材でできているブランドです。「別格な品物」という意味でべっぴんと名付けました。これからのシーズンに向け、アップルビーガンを使ったブーツも企画しています。「エレガントでエコなシューズ」がテーマですね。
石黒 SNSではサンダルも紹介されていましたね。
西本 国内初の帯電防止性能を使ったサンダルMUST ONE(マストワン)シリーズですね。デザイン性だけでなく、心地よくサンダルを履いてほしいという思いから生まれたブランドでして。以前より、サンダルの静電気に不快感を覚える方の声を耳にしていたので、お客様との合同企画でクラウドファンディングを立ち上げ、制作を決めたんです。
石黒 喜ばれる方は多いでしょうね。今後についてはいかがでしょう。
西本 日本の靴をもっとアピールしていきたいですね。国内市場でメイドインジャパンの靴は全体の7%に過ぎません。海外でつくった靴を大量購入して、残ったら廃棄してしまうことが多いんです。靴は履かれてこそ生きるもの。ずっと大切に履いてほしいですし、それこそが本当のSDGs、エコな未来につながると思っています。
石黒 使い捨てではなく、いいものを大切に長く愛用するという考え方がもっと広がってほしいですね。ぜひ、日本の靴の良さを全国に広めてください!
西本 日本の靴をもっとアピールしていきたいですね。国内市場でメイドインジャパンの靴は全体の7%に過ぎません。海外でつくった靴を大量購入して、残ったら廃棄してしまうことが多いんです。靴は履かれてこそ生きるもの。ずっと大切に履いてほしいですし、それこそが本当のSDGs、エコな未来につながると思っています。
石黒 使い捨てではなく、いいものを大切に長く愛用するという考え方がもっと広がってほしいですね。ぜひ、日本の靴の良さを全国に広めてください!
「仕事を楽しむ」とは‥
好きな仕事に携われているので、毎日が楽しいです。この工房でつくり上げた靴を履いてくれることが、何より嬉しいんですよ。
(西本英司)
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