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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

身体の調整力を育む 地域に根差す体操クラブ
アスト体操クラブ/プロードス株式会社 代表 今村邦宏

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 大阪府出身。小学生の頃から体操を始め、大学卒業後は複数の体操教室で器械体操の指導のほか、教室運営、マネジメントに従事。2021年4月、大阪府茨木市にアスト体操クラブを設立した。その後、発達障害を持つ子どもでも気兼ねなく体操を楽しめる環境の必要性を感じ、児童発達支援・放課後等デイサービス運営も開始。地域の子どもたちを対象にコーディネーション能力を整える体操指導に注力している。
 
 
 
大阪府茨木市を拠点にアスト体操クラブを運営するプロードス株式会社。代表を務める今村邦宏氏は大学を卒業後、複数の体操クラブで20年以上、子どもたちの体操指導にあたってきたベテランだ。教室設立後、発達障害のある子どもたちを対象とする、児童発達支援・放課後等デイサービスもスタートし、活動の幅を広げている。体操を通して子どもたちの将来の活躍を願う今村代表に、仕事に対する思いを聞いた。
 
 
 

子どもたちの未来に向けて体操教室を設立

 
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インタビュアー 畑山隆則(元ボクシング世界王者)
畑山 大阪府茨木市を拠点に、3歳から小学生までを対象にした体操教室を運営されているアスト体操クラブさん。まずは、今村代表のこれまでの歩みについてお聞かせください。
 
今村 小学生の高学年で体操を始め、中学、高校、そして大学までずっと続けていました。でも、本格的に学べなかったことに物足りなさが残っていたんです。体操が大好きでもっとやりたかったし、もっと幼いときから始めていれば、もう少し上手になれたかもしれないと未練がありました。そうした思いを払拭するため、大学卒業後に体操クラブに就職し、子どもたちの指導をするようになったんです。その後、別の体操クラブに転職して、教室運営や選手育成に15年間ほど従事した後、現在も委託を受け運営しているムーヴ体操クラブでのマネジメント経験を経て独立しました。2021年4月にアスト体操クラブを設立し、今年2024年で4年目になります。
 
畑山 まさに体操一色の人生ですね! クラブ名のアストには、どのような意味があるのですか?
 
今村 Assist a Shining Tomorrow の頭文字で、訳すと「輝く明日(未来)のお手伝い」という意味になります。またASTとしてはドイツ語で「木の枝」の意味があり、当教室で指導を受けた子どもたちが、将来、さまざまなスポーツ競技で活躍してほしいという願いを込めて命名しました。