矢部　お客さんの期待に全力で応えてくださる劉社長。技術にもお詳しいのが強みですね。
 
劉　ええ、技術支援としてはマイクロソフトなどの最先端IT技術を導入し、グランド設計から運用まですべての工程をサポートしています。ビジネス支援としては、先ほどお話ししたように経営目標など未来のゴールを設定し、システムを構築するエンジニアにも企業様の経営目標に理解してもらうコンサルティングを得意としています。
 
矢部　やはり、ITの運用をきちんと理解し現場に導入することが大事というわけですね。
 
劉　そうなんです。日本企業は技術に大きな強みを持つものの、そのシステムをなんのために利用しようとしているのか、エンジニアが理解せずプログラムを組んでいるケースが少なくありません。せっかく経営者が現状を変えたいと動き出しても、人・時間・お金のコストをかけるポイントを間違っては、企業の競争力の向上につながらないものになりがちですね。
 
矢部　日本の技術力などの強みを生かせるように、劉社長が道筋を整えてくださるのですね。とても心強いです。
 
劉　また、技術者同士でうまく意思の疎通が取れていないこともあります。私たちのミッションは企業のビジョンを理解したうえで、エンジニアがシステムを構築すること。メンバー同士で目標の達成につながるシステムかどうかをチェックしながら正しい方向に導きます。
 
矢部　経営と現場の両方の視点をお持ちなんですね。業界を問わず、大事な考え方かもしれません。