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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

生徒の自主性を尊重! 個性を伸ばす絵画教室
Doi絵画教室 主宰 土井久幸

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 和歌山県和歌山市のDoi(ドイ)絵画教室さんは、こちらの県庁前教室と紀三井寺教室で生徒さんを指導しておられるそうですね。土井主宰と絵画との出合いから教えていただけますか?
 
土井 私は、イラストを描くのが好きな子どもでした。やがて、二十歳のときに美術館で鑑賞した、ギュスターヴ・ドレの対象が浮き上がるような油彩画に驚愕しまして。こういう絵を描ける画家になろうと決意し、ほぼ独学で絵画の技法を身に付けました。
 
タージン なるほど。土井主宰の人生を変えるほど大きな衝撃だったわけですね。
 
土井 おっしゃる通りです。そして、絵画に充実感を求めている皆さんに自分の習得した技術をお伝えできたらと思い、2008年に当教室を開業しました。たった一人の生徒さんから始めた教室も、現在は私を含め6人の講師で400名の生徒さんを指導するほど大きくなりました。対象年齢は児童や美大受験に備える学生さんから大人まで幅広く、現在では最年少は3歳、最高齢は92歳の生徒さんが在籍されています。絵画のジャンルも油彩、水彩、アクリル、クレパス、パステルなど多彩な点が特徴です。
 
タージン 400名とはすごい! それに、自分の好きな画材を選べるのは嬉しいですね。やる気に火が点きますよ。
 
土井 ええ。私のポリシーは、生徒さんに自分の力で絵を描ける技術を養っていただくこと。素材やテーマを自ら決め、考える力と想像力を発揮して、自分にしか描けない個性豊かな絵を完成してもらうことを大事にしているんです。
 
生徒さんが絵を描いている様子
生徒さんが絵を描いている様子
タージン お話をうかがっている私の横でも、生徒さんたちが熱心に制作中です。風景や人物などモチーフがさまざまですね。生き生きとした見事な絵ばかりですよ。
 
土井 ありがとうございます。生徒さんには描きたいものが決まって、それが教室に持って来られないものなら写真を撮ってきてもらいます。その際に、私は必ず対象物の周囲も写してくるようにと伝えているんです。そうして周りの情景や空気感を絵に取り込んだり、実際の風景にはない色を使ったりして、自分が感じた通りに描くことで素敵な絵画が仕上がるんですよ。