タージン　故郷のお母様の味を受け継いだ商品というわけだ。
 
大石　実は、偶然から生まれた商品なんですよ。贅沢辣醤に続いて、ごま香るラー油を開発したところ、「このラー油と相性の良い食材がほしい」とお客様からご希望があったんです。「それなら餃子だろう」ということで、母の味を思い出してつくったのが、この餃子なんです。おかげさまで、今では人気商品なんですよ。タージンさん、せっかくですから餃子と辣醤を、ぜひお召し上がりください。
 
タージン　それは嬉しいなぁ！　焼いているときから実にいい匂いがしていました。では、餃子からいただきます･･･。これは、めちゃめちゃおいしいですね！　餡がジューシーで、焼餃子なのに皮はモチモチだ。贅沢辣醤は確かに少しピリッとしますが、出汁の旨味と甘味、辛味のバランスが絶妙です。辣醤を少し餃子につけると、濃厚で深い味わいになって、とても贅沢な気分になりますね！
 
大石　ありがとうございます。やっぱり「おいしい」と言っていただけるのが何よりの励みになりますから、嬉しいです。お客様が喜ぶ顔を見ると元気が出ます。実はこの2品とラー油が、吹田市のふるさと納税の返礼品に選ばれているんですよ。
 
タージン　それはすごいなぁ！　ふるさと納税は審査が厳しく、そう簡単には選ばれないと聞きますよ。その勢いに乗って、ますます事業を成長させたいところだと思います。今後はどうなさるご予定ですか。