※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
冨田 私はあん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師の資格を取り、25歳で京都府立盲学校の教員になりました。27歳の時に生まれつきの眼疾患により全盲になってからも、後進の育成に全力を注いできました。21年にわたって指導を続け「やり切った」と感じた2020年に退職し、当院を開業した次第です。
濱中 最近は、視覚に障がいがある方の鍼灸師さんが減っているように感じます。でも、やはり目が見えないことがハンデにならず、むしろ施術でプラスになるものなのでしょうね。
冨田 そもそも目が見えたとしてもわかるのはお客様の表面的な状態だけ。筋肉の硬さや内部が見えるわけではありませんよね。私はお客様に触れると気の流れを感じるからか自然と悪いところへ手が導かれます。それは、長年にわたり積み上げた技術や経験と研ぎ澄ました感覚によるもの。目が見えないからこそ迷うことなく施術できているんです。
濱中 すごいです。これまで多くの経験を積んできた冨田代表だからこそ、成せる技ですね。お客さんと接する際に心がけていることをお聞かせください。
冨田 病気は人が生きてきた歴史がそのまま表れるもの。ですから、私はお客様がお見えになった瞬間から、その方がまとっている空気感を読み取って、どのような悩みを抱えて来院なさったのかを感じていきます。それから心の通った対話を通して症状を把握し、施術に入ります。
濱中 すごいです。これまで多くの経験を積んできた冨田代表だからこそ、成せる技ですね。お客さんと接する際に心がけていることをお聞かせください。
冨田 病気は人が生きてきた歴史がそのまま表れるもの。ですから、私はお客様がお見えになった瞬間から、その方がまとっている空気感を読み取って、どのような悩みを抱えて来院なさったのかを感じていきます。それから心の通った対話を通して症状を把握し、施術に入ります。