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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

土を触ってアースする 農業革新に挑む経営者
株式会社ニッキーファーム 代表取締役 仁木光俊

 
プロフィール 徳島県出身。代々続く農家の家に生まれる。上京し大学に進学するも、2年生のときに父が他界し、早くにして後継ぎに。主にほうれん草やブロッコリーを栽培し、ブロッコリーの廃棄部分をチップスとして販売するなどの食品ロス削減にも取り組んでいる。「農業経営を革新し世界を変える」を理念に掲げ、生産性の高い農業経営を目指している。【ホームページ
 
 
 
徳島県徳島市で、ほうれん草やブロッコリーを栽培している株式会社ニッキーファーム。農業にコンプレックスを感じ、今もなお反骨精神を抱いているという仁木光俊代表取締役は、データに基づいた管理を徹底し確かな品質を提供する革新的な農業経営を編み出している。農業の可能性を広げるために、不屈の精神で「新3K」に取り組む仁木社長に、これまでの歩みやモチベーションの源についてうかがった。
 
 
 

反骨精神を持ちながら農業の世界に

 
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インタビュアー タージン(タレント)
タージン 徳島県徳島市にある株式会社ニッキーファームさんにお邪魔しています。デザイン事務所のような建物と内観ですね!
 
仁木 ありがとうございます。去年新しい事務所兼工場を建設したんですよ。
 
タージン 仁木社長は、もう就農されて長いのでしょうか?
 
仁木 はい。もともとここは代々続く農家で、私もいずれは後を継ぐことになると思っていましたが、大学2年生のときに父が亡くなり、想定していたよりも早くに後を継ぐことになりました。
 
タージン それは大変でしたね。心の準備もできないまま、後を継がなければいけない状況になったんですね。
 
仁木 ええ。農家の家に生まれて不自由したことはなかったものの、小さい頃から実家が農家であることに多少のコンプレックスのようなものを感じていて・・・いつか見てろよ(笑)、と反骨精神を持ちながら今に至ります。