反骨精神を持ちながら農業の世界に
仁木 ありがとうございます。去年新しい事務所兼工場を建設したんですよ。
タージン 仁木社長は、もう就農されて長いのでしょうか?
仁木 はい。もともとここは代々続く農家で、私もいずれは後を継ぐことになると思っていましたが、大学2年生のときに父が亡くなり、想定していたよりも早くに後を継ぐことになりました。
タージン それは大変でしたね。心の準備もできないまま、後を継がなければいけない状況になったんですね。
仁木 ええ。農家の家に生まれて不自由したことはなかったものの、小さい頃から実家が農家であることに多少のコンプレックスのようなものを感じていて・・・いつか見てろよ(笑)、と反骨精神を持ちながら今に至ります。