深澤 ええ。町役場の商工観光課で勤務していました。そこで地域の観光振興と活性化を目的としさまざまなイベントを企画しました。中には世界的に有名な自転車競技であるツール・ド・フランスの日本版ともいえるツアー・オブ・ジャパンを富士山の登山道「ふじあざみライン」で開催し観光事業のエキスパートとして新たな観光事業を模索していました。
名高 素晴らしい企画力です。現在の事業を行おうと思われた経緯も教えてください。
深澤 地域をより一層PRするために何ができるかと考えていたところ、富士山や自然を活用したシーンを撮影したいという映画撮影の相談をいただきそのときに、映画やドラマなどの撮影を行う場所、いわゆるロケ地の手配をすることが町のPRにつながるのではないかと考えました。そこで、この役所時代に培った撮影支援を退職後にNPO法人を立ち上げ現在に至り、小山町だけでなく、近隣地域などでも撮影を支援できる体制を整えています。
名高 映像制作会社に働きかけてロケ地を誘致する取り組みは、最近では多くの市町村が行っていますよね。
深澤 映画やドラマなどのファンによるロケ地巡りといった観光事業にもつながることから、注目されていますね。その中でも小山町の強みは、高速道路を使うことで都内から1時間弱でアクセスできる立地の良さにあると考えています。また、宿泊施設も予算を抑えて手配することが可能です。撮影班の方はもちろん、出演者の方の宿泊スペースもご用意できます。
深澤 映画やドラマなどのファンによるロケ地巡りといった観光事業にもつながることから、注目されていますね。その中でも小山町の強みは、高速道路を使うことで都内から1時間弱でアクセスできる立地の良さにあると考えています。また、宿泊施設も予算を抑えて手配することが可能です。撮影班の方はもちろん、出演者の方の宿泊スペースもご用意できます。