鷹取 私は16歳から建設業一筋で、初めは足場を組むとび職、その後は新築物件の内装を整える美装屋をしていました。20歳から塗装の世界に入り、多くの現場で経験を積んで、30歳の時にイーグルペイントを立ち上げました。
小倉 30歳の節目に独立されたわけですね。他の業種も経験してきた中で最終的に塗装業を選んだ決め手は何だったのでしょう。
鷹取 シンプルに言ってしまうと塗装の仕事が自分に合っていたんだと思います。他の業種と比べて、余裕を持って作業できる部分があるので、じっくりと打ち込めるところがいいなと感じまして。納期に追われてピリピリすることなく、チームでフォローし合える現場の雰囲気も気に入っています。あとは、やったらやった分だけ自分の成長が目に見えて感じられるのがおもしろいですし、やりがいにもなっていますね。
小倉 スピード感を持って作業をこなしていくのが好きな人もいれば、自分のペースでじっくり作業するのが好きな人もいますからね。鷹取代表のスタイルにぴったり合うのが塗装の仕事だったと。独立に至るまで10年の修業期間、いろいろあったかと思います。その中で現在に生かされていることはありますか?
鷹取 多くの場数をこなしてきたというのは自信につながっていますね。一つとして同じ現場はないですから、すべてが経験として自分の糧になっていると思います。それは、成功体験だけに限らず失敗についても同じように感じているんですよ。ミスがないに越したことはありません。でも、複数の人間がチームで動いている以上、ミスが生じることはないとは言い切れないですからね。万が一の時のリカバリースキルは身につけてきましたし、失敗経験は事例として胸に刻み繰り返さないように心がけています。
鷹取 多くの場数をこなしてきたというのは自信につながっていますね。一つとして同じ現場はないですから、すべてが経験として自分の糧になっていると思います。それは、成功体験だけに限らず失敗についても同じように感じているんですよ。ミスがないに越したことはありません。でも、複数の人間がチームで動いている以上、ミスが生じることはないとは言い切れないですからね。万が一の時のリカバリースキルは身につけてきましたし、失敗経験は事例として胸に刻み繰り返さないように心がけています。