30代で海外留学に挑戦し米国州立大学を卒業
田島 私は中学生の頃から英語が好きで、その甲斐あって、中学、高校と成績はトップクラスでしたね。しかし、大学卒業後は、大手住宅ハウスメーカーに就職し住宅営業の仕事をしていたんです。
小倉 意外にも、大学卒業後は英語とは関係のないお仕事に就かれたんですね。
田島 そうなんです。ただ、住宅営業の仕事は5年ほどで退職し、地元に戻って同級生2人と学習塾を共同経営することにしたんです。しかし、5年ほどで塾を畳むことになりまして。私は英語をもっと突き詰めたい気持ちがあったので留学カウンセラーの方に相談したところ、「アメリカの大学に行くのが一番」と勧められ、アメリカのノースキャロライナ州にあるキャンベル大学に留学しました。
小倉 ものすごい行動力とバイタリティですね!
田島 ありがとうございます(笑)。どうせやるなら日本で一番になろうという気概があったんです。大学では言語学科に進み、日本人がどのようにして英語を話せるようになるのかについて研究しましたね。大学院修士課程を卒業後は、同大学で1年半、日本語教師を務め、その後、アメリカの小学校の日本語教師になりました。苦労しつつ、アメリカで結婚して子どもにも恵まれ、帰国したのは42歳のときです。