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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

丁寧な対応と技術力! 半世紀続く設備工事会社
道傳設備株式会社 代表取締役 道傳恭和

 
プロフィール 福井県出身。大学を卒業後、祖父の創業から56年を数える道傳設備株式会社に入社。職人として経験を積んだ後、2015年に父の道傳浩史氏の後を継いで3代目の代表に就任。経営に当たる傍ら、現在も進んで現場へと出向いている。地元の福井市および周辺エリアを対象に、給排水設備工事やガス設備工事、水回りリフォームなど幅広い注文に応じている。【ホームページ
 
 
 
福井県福井市の道傳設備株式会社は、住宅の設備工事会社として地域に根付いた会社だ。創業から半世紀以上の歴史があり、これまで蓄積した豊富な経験と知識は、たとえ地中に埋まっているのが年代の古い配管であっても、適切に対処することを可能にする。職人の技術レベルの高さや事務員の顧客対応の良さを明るく自慢する道傳恭和代表取締役に、これまでの歩みや現在進行中のコラボ企画などについて語ってもらった。
 
 
 

地域社会に根付いた会社の経営を任され9年

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 福井県福井市で給排水衛生設備工事などを半世紀以上にわたって担ってきた、道傳設備株式会社さん。さっそく、会社の歴史や道傳社長の歩みを教えていただけますか?
 
道傳 この会社は、祖父が創業した仕事を父が引き継いで今の姿に育て上げ、9年前の2015年からは私が3代目として経営に携わっています。家族が代々やっている会社で働くのは不自由なイメージもあるかもしれません。ですが、私の場合はそんなことなくて、学生の頃から「ここを継ぐんだろうな」となんとなく思っていたので、すんなり受け入れられました。小さい時から親の働く様子を見てきて、道傳設備の環境を身近に感じていたからかもしれませんね。
 
矢部 外の看板も目立ちますし、いかにも地域に根付いた設備会社という感じがします。
 
道傳 建物は大きく見えますけど、社員11人の小さな会社です。地域の方には設備屋としての認識よりも、むしろ除雪屋さんとしておなじみかもしれませんね(笑)。
 
矢部 え、除雪もされるんですか!?
 
道傳 はい。私は除雪車の運転ができますので、役所から依頼があると出動するんです。実は会社で事務をしてくれている妻も運転ができるんですよ。でも、今年の冬は雪が少なくて出番が少なかったですね。
 
矢部 私は北海道出身ですので、雪の大変さは良くわかります。奥様も除雪車を運転なさるとはびっくりしました(笑)。