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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

自分自身の強みを信頼し 行動力ある経営者を育成
株式会社パラダイムシフトIDNet work's 代表取締役 髙須英治

 
プロフィール 神奈川県出身。タイで出生し、15歳までブラジルやアルゼンチンなど海外で生活する。同志社大学卒業後は(株)三和銀行(現・(株)三菱UFJ銀行)へ入行。その後、乳製品製造会社の経営に参画した。2009年に(株)パラダイムシフトIDNet work’sを設立し、企業経営支援に取り組む。2014年9月よりBNI大阪北東リージョンのエグゼクティブディレクターに就任。2023年4月からは、オンラインサロン・BMCを開設し、経営者の育成に力を注いでいる。【ホームページ
 
 
 
財務営業コンサルタント事業などを手がける株式会社パラダイムシフトIDNet work's(アイディーネットワークス)。代表取締役の髙須英治氏は、少年時代を海外で過ごした経験を活かし、他者とのコミュニケーションに軸を置いた企業支援を行っている。そんな髙須社長が現在、力を入れているのが、ビジネスマフィアンクラブ、通称BMCと名付けられたビジネスコミュニティだ。BMCとは一体どのような取り組みなのか、その謎に迫った。
 
 
 

自身の経験を活かし企業経営を支える

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 財務営業コンサルタントなどの事業を手がける、株式会社パラダイムシフトIDNet work'sさん。髙須社長はB-plusには3回目のご登場ですね。私は初めてお会いしますので、あらためてご経歴について教えてください。
 
髙須 私は父の仕事の都合で、十代半ばまで海外で生活していたんです。その後、日本に帰国して同志社大学を卒業し、現在の株式会社三菱UFJ銀行に就職しました。銀行員として数多くの経営者の方と接してきた経験は、私の大きな財産になっています。
 
矢部 日本を代表するメガバンクでのご経験が、現在のお仕事に活きているわけですね。その後の歩みも気になります。
 
髙須 その後、とある乳製品メーカーに転職して経営に携わりました。ところが、その事業は破綻したうえ、私生活でも苦難が続いたことで、私は失意の日々を送っていました。そんな中、このままではいけないと奮起し、自身の経験をほかの経営者の方を支えるために活かすべく2009年に弊社を設立しました。現在は、クライアントとなる企業の経営における問題点を分析し、その結果をもとに経営戦略や事業計画を策定するなどのサポートを中心とした事業を行っています。