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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域社会の信頼を集める
廃棄物収集・運搬会社

 

仕事にプライドを持って取り組む

 
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狩野 それにしても、解体工事から廃棄物の運搬、さらには遺品整理や不用品回収に至るまで、すべて関連性のある業務だと思います。それらを一貫して行えるのはアクアさんの大きな強みではないでしょうか。
 
吉津(亮) そうですね。それもやはり、地域社会に貢献したいという思いが根底にあると考えています。遺品整理や不用品回収を始めたのも、いわゆる空き家問題がこの地域でもよく取りざたされていることに起因しているんです。例えば、お子さんやそのご家族が都会に移住し、残って生活をしていた高齢者の方がお亡くなりになった後、ずっと放置されたままの住宅なども数多くあります。そこで、廃棄物の回収・運搬のノウハウを活かして地域の助けになれればと、新たに遺品整理や不用品回収業の認可も取得したんです。
 
狩野 なるほど。遺品整理や不用品回収、さらには粗大ゴミの収集などもワンストップでお任せできると、お客さんも安心できると思います。お話をお聞きしていると、あらためて地域社会との密接な関係性がうかがえますね。
 
吉津(智) そうですね。先ほどもお話ししたように、これまで長年にわたって地元の旅館や民宿、飲食店などのお客様との間で築き上げてきた信頼関係は、弊社にとっても非常に大切なものだと考えています。
 
狩野 とても素敵です。ほかにも、お仕事の中で大事にしていることはありますか?
 
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吉津(亮) この仕事へのプライドを持つことですね。というのも、やはり廃棄物や重量物を取り扱う仕事ですので、一般的にきついとか汚いといったイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、この仕事は社会にとって決してなくてはならない仕事だと思うんですよ。だからこそ、飲食店さんの廃棄物を回収する際には、そのゴミ置き場もしっかりと清掃するなど、すべての業務に誇りと責任を持って取り組むようにしているんです。
 
狩野 確かに、仕事に誇りや責任がなければ、ただ単にゴミだけを回収すればいいという考えになってしまうかもしれません。手間をかけてでも、プライドを持って丁寧に仕事をするからこそ、お客さんや地域の人々から厚い信頼を得られるのでしょうね。