亀山　地方都市には車社会の文化が根付いていると思います。山口県はいかがですか？
 
原田　まったく同じで車は生活に欠かせません。バスも首都圏のように頻繁に走っていませんから、成人1人に対して車1台が必須という環境ですよ。
 
亀山　想像通りです。高齢者による車の運転問題もある中で自動化はまだ時間がかかりそうですし、地方ではまだまだ車が必要ですよね。ところで、少し前には大手カーショップの不正事件がニュースでも大きく取り上げられ、大手に対する信頼が揺らいでしまっているとも言えます。そういった中で、アステルさんのような地域密着型の個人店は大きなチャンスではないでしょうか。
 
原田　当店のような中小企業は小さな信用を積み上げていくしかありませんので、真摯にお客様と向き合い実直に誠実な仕事を続けるのみです。今後はサービスの一環として、車の出張点検・整備も行っていく予定で、こういった細やかなサービスで差別化をうまく図れればと考えています。
 
亀山　出張サービスとは考えましたね！　コロナの影響もあって飲食はデリバリー業界が大きく成長しました。地方は高齢者も多いでしょうから、お店のほうから出向くサービスはお客さんにとっても嬉しいはずです。