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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

楽しく自分らしく働ける 軽貨物運送業の新しい形
株式会社rakushou 代表取締役 田口拓郎

 
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インタビュアー 矢部美穂(タレント)
矢部 愛知県津島市を拠点に東海3県で軽貨物運送事業を展開する株式会社rakushou(ラクショウ)さん。田口社長は以前、別のお仕事をしていたそうですね。
 
田口 そうなんです。以前は飲食業に携わっていました。でも、時間の融通が利かない仕事で、なかなか家族との時間が持てず悩んでいたんですよ。そんな折に友人に誘われ、運送業に転職したんです。そして、10年ほど経験を積んでから2021年9月に起業しました。
 
矢部 いずれは独立したいと考えておられたのですか?
 
田口 いえ、そうでもなくて、「飲食業に戻ろうかな」と考えていました(笑)。ところが、お取引先より「業務を続けてほしい」とお声がけいただきましてね。それで、勤めていた会社にもご理解いただき、独立を決めたんです。
 
矢部 田口社長のサービスが前職のお客さんから高評価を受けていたということですよね。ご自覚はなかったけれど、非常に信頼されていたこともあって、周囲の声に応える形で独立されたわけだ。では、御社が提供するサービス内容を詳しく教えてください。
 
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田口 あらゆる物を個人宅や企業へ届ける宅配便や、決められた場所・時間に食品や自動車部品、ネット購入品などを企業の支店に届ける定期便、1日だけの貸切便や搬入作業の補助、緊急印刷物、弁当などを配達する24時間年中無休のチャーター・スポット便といったサービスを提供しています。
 
矢部 ひと口に軽貨物配送と言っても内容は多岐にわたるんですね! 一日の仕事の流れは、どうなっているんですか?
 
田口 基本的に朝に積み込みし、効率良く回れるように当日のルートを組んでから出発します。適宜休憩を取りつつ配達業務をこなし、最後は荷物を積み下ろし、翌日の確認を済ませて終業です。荷物を多く配達すれば収入に反映されるので、積み荷を車両の中にパズルのようにきれいに並べるなど、各ドライバーさん工夫していますよ。