知人からの誘いがきっかけで建築業界へ
天野 私は高校で溶接を学び、卒業後は機械製図を学びました。もともとは溶接に関わる仕事をしていたものの、夜遅くまでの仕事だったため半年ほどで基礎工事の仕事に移ることになったんです。経験を積んだ後に大手電機メーカーの協力会社に入り、生産管理の仕事を12年ほど経験しました。
水野 天野社長はもともと違う業界で活躍していらしたんですね。建築業界に入られたのはいつ頃なのでしょう?
天野 この業界に入ったのは34歳のときです。スポーツが好きだった私は、当時バレーボールをしていまして。そのときの相方が会社経営をしている人でした。その人に2年間もの間、「一緒のこの仕事をやらないかと」口説かれ続けたんですよ(笑)。
水野 2年間も! それはすごいですね。
天野 私もようやく決意を固め、建築の仕事を必死になって覚えました。そして、そのときにお世話になったゼネコンの上司から独立を後押しされ、2002年に独立した流れになります。いろんな方々に応援されて今があると実感しているところです。