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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

顧客第一の食品配送
笑顔と安心をお届け

 

働く仲間と顧客のためを思い独立

 
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吉井 先ほど、米本社長ご自身も配送業務に当たっているとおっしゃいましたよね。この業界はもう長いのでしょうか?
 
米本 はい。20歳の時に運送会社に就職して以来、ずっとこの業界一筋で経験を積んできました。当初は2tトラックの配送ドライバーとして個人宅配業務を担当していたんです。その後、同じ会社内で牛乳宅配の事業も行っていたので、その配送業務も経験しましたね。
 
吉井 牛乳の配送を手がけられていたんですね! なるほど、食品を運ぶことに対する責任感はそのときに身に付いていらしたのかもしれませんね。独立を決意した背景も気になります。
 
米本 長らく配送業界に身を置く中で、自分を含め共に働くスタッフが働きやすい職場を実現したいという思いが強くなっていったんです。また前職では社内の制限が多く、お客様のニーズに応えてあげられないこともあり、もどかしさを感じていました。そこで、自ら会社を立ち上げることで労働環境を見直し、お客様に対してもより良いサービスを提供しようと考えたんです。
 
吉井 御社がお客さんを一番に考え、またスタッフさんが自ら状況に応じて行動できる体制が敷かれているのは、米本社長がそういう思いを抱えて事業を起こしたからなのですね。
 
米本 ええ。弊社を設立した当初は経営面で苦戦したものの、スタッフをはじめ周囲の方々の助けを得ながらここまで続けてこれたと思っています。中には、会社立ち上げ当初から頑張ってくれている者もいますし、本当に人に恵まれていると感じています。
 
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吉井 スタッフさんを大事に思う米本社長だからこそ、皆さんついていきたいと思うのでしょう。働きやすい環境をつくるために、心がけていることをぜひお聞かせください。
 
米本 電話やメールだけで済ませず、できる限り現場に出向いて、スタッフと顔を合わせて話すようにしています。そこで体調の変化などを見極めて、もし疲労の色が見えれば、しっかり休ませるというような判断をしているんですよ。
 
吉井 なるほど。確かに、直接会って話さなければわからないことも多いですからね。それに、例えば悩みがあったとしても、電話やメールでは言い出しにくいものです。顔を見てスタッフさんにしっかりと向き合っている米本社長は、本当に仲間を大切に思っているのだとよくわかります。