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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

地域のために業務を拡大
頼れるエアコンのプロ

 

小さな作業でもプロ意識を忘れない

 
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名高 お話しさせていただいて、宮川社長からお仕事に対する熱意をひしひしと感じます。やはり喜んでくれるお客さんがいるからこそ、熱いものが生まれるんでしょうね。
 
宮川 名高さんのおっしゃる通りで、お客様ありきの仕事だと本気で思っています。オールマイティを目指すのも、「不具合を直せないか」「エラーが出てしまった」などといったお客様のお困り事に「わかりません」「できません」は禁句だと考えているからなんです。
 
名高 一般のお客さんは、エアコンに携わる業者さんなら故障対応もメンテナンスも何でもできると思って、いろいろな面で頼ってくるでしょうからね。宮川社長は、そういったお客さんに寄り添ってすべて解決してあげたいと思っていらっしゃると。
 
宮川 はい。都心にはすぐに駆け付けられる業者がいますし、インターネットなどを使い、問い合わせ窓口などをご自身で調べるお客様も多い一方で、都心を離れれば業者の数が少なくなりますし、依頼しようにも特にお年寄りのお客様だと、メーカーへの問い合わせ方法がわからない場合もあります。そのような方々の助けになりたいんですよね。
 
名高 宮川社長にはぜひ都内に進出してほしかったけど、地域の皆さんの救いになっていると知った今、東京を拠点にさせるわけにはいきませんね(笑)。ところで、今は価格比較サイトなどが充実していることもあって、業界内の価格競争は激しくなっているのではないですか?
 
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宮川 そうですね。ただ、私は価格競争をまったく意識していないんですよ。というのも、弊社は価格で勝負しているのではなく、適正価格で相応の技術を提供することが大事だと考えているからなんです。だからこそ、小さな作業でもプロ意識を忘れないようにしていますね。
 
名高 プロとしての矜持を感じます。そのプライドがあるから、お客さんとの間に信頼関係が生まれるんだろうなあ。
 
宮川 幸せなことに、地元のおじいちゃんおばあちゃん方にすごく可愛がっていただけています(笑)。お客様からいただく「ありがとう」が何よりの原動力ですね。最近も「お客様から感謝の言葉が多かった」とのことで、依頼を仲介していただいている家電量販店さんから表彰されました。これからも地域、そしてお客様を大事にしていきたいです。その思いから、環境保全の一環としてリサイクルに気を遣ったり、障害者就労支援施設へリサイクルできる物をお渡しし、仕事につながるようにさせていただいたりしているんですよ。