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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現役のラクロス選手と
土間工事の仕事を両立

 

将来ある若者たちに自身の経験を伝えていく

 
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山本 お話をうかがって、砂川専務がいかにラクロス選手と会社運営の仕事を両立させているのかがよくわかりました。聞いたところでは、現役の選手として活動する傍ら、日体大の女子ラクロス部のヘッドコーチもなさっているとか! 
 
砂川 はい。というのも、私はこれまでワールドカップへの出場やアメリカ遠征など、日本国内だけでは味わえない貴重な経験をしてきました。そういう自分自身の経験や、海外で感じたスポーツに対する価値観や文化の違いなどを、若者たちにも伝えたいと考えていまして。さらには、ラクロスという競技の普及のためにキッズイベントに参加し、小学生のお子さんにも教えています。私がスポーツを通じて得た経験を、自分自身の中で完結させるのではなく、多くの若い人たちにも伝えていきたいですね。
 
山本 素晴らしいです。私もバレーボール界の発展のために、小学生バレーボール大会「T-FIVE CUP(ティーファイブカップ)」の企画・運営に携わっています。競技人口の裾野を広げるためにも、子どもたちにスポーツの楽しさを伝えていきたいですよね。私はそのために、型にハマった指導はしないようにしているんですよ。
 
砂川 そのお考えにはとても共感します! 楽しさを伝えながら、能力や可能性を引き出すためには、子どもたち自らの気付きや発見が大事ですものね。
 
山本 本当にその通りですね。私もこれまで長年バレーボールに打ち込んできて、引退後の活動に戸惑うこともありました。でも、ほかの分野に触れてこなかったというのは、いわば真っ白な画用紙のようなものだと思うんです。そこにどんな絵を描くのかは自分次第ですし、ひょっとしたらまったくの別分野でも自分の知らない能力が隠れているかもしれません。だからこそ、最初からあきらめず、チャレンジすることが大切ですよね。ぜひ、砂川専務の今後の目標も教えてください。
 
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砂川 仕事の目標は、職人や取引先の方など、さまざまな方と交流して仕事の幅を広げていきたいですね。先ほども言ったように土間工事は沖縄にルーツがあるため、職人も沖縄県の出身者が多いんですよ。なので、今後は日本全国の方とも触れ合っていき、それぞれ個性を活かした常に成長し続ける企業にしたいです。ラクロスの目標としては、ワールドカップ出場という自分自身の成長はもちろん、これから社会に出る大学生の対してもワクワクできるような組織づくりにも取り組んでいきたいと考えています。
 
山本 会社経営はもちろん、ラクロス界の発展のためにも、ぜひ貢献していってほしいと思います。種目は違えど同じ競技者として、そして同じ大学の先輩としても応援していますよ。ぜひ頑張ってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
誰かの何かに役立てることだと思います。業務のうえで何か困難があったときに解決策を出し、みんなで協力しながらそれをクリアできた時は、人の役に立てたんだと思えますし、とてもやりがいを感じる瞬間でもあります。
(砂川裕二郎)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 有限会社砂川工業
■ 本社 〒145-0064 東京都大田区上池台4-37-2
■ 事業内容 真空コンクリート工事/コンクリート金ゴテ仕上げ工事/カラークリート/モルタル仕上げ工事
■ 設立 平成2年12月
■ 従業員数 11名
■ 主な取引先 株式会社福田組/株式会社竹中工務店/鹿島建設株式会社/株式会社大林組/戸田建設株式会社/三井ホーム株式会社/大明建設株式会社/株式会社岩本組など
■ ホームページ https://www.sunagawa-ind.co.jp