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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

現役のラクロス選手と
土間工事の仕事を両立

 

仕事と両立させながら現役選手としても活動

 
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山本 それから大学4年間、ずっとラクロスに打ち込んでこられたんですか?
 
砂川 はい。4年生の時には、ラクロス部の主将を任されました。実は同級生に、現在お笑い芸人として活躍しているおばたのお兄さんがいまして、彼がその時の副主将だったんです。
 
山本 へえ、それは初耳ですね! ということは、おばたのお兄さんも私の後輩になるんだなぁ(笑)。大学卒業後のご経歴も教えてください。
 
砂川 卒業後は、教育委員会の非常勤講師として働いたあと、小学校や高校で体育の教員を務めるなど、合わせて5年間勤務しました。それから、沖縄に新しく開校する高校で教員をしないかという誘いを受けていたものの、同じタイミングで父が代表を務めるこの砂川工業の仕事を手伝ってほしいと声をかけられまして。それで、2016年に弊社に入社したんです。それと並行してラクロスの社会人チームFALCONSにも所属し、2018年に開催されたワールドカップでは、年齢制限のない日本代表、いわゆるフル代表にも選ばれました。今でも仕事をしながら現役選手としてもプレーしており、次回のワールドカップへの出場を目指しているところです! 
 
山本 専務を務めながら、現役選手としても第一線で活躍されているとは素晴らしい。ところで、御社が手がけている土間工事とはどのようなものなのか、お聞かせいただけますか。
 
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砂川 土間工事とは、土や漆喰、モルタル、コンクリートの素材を塗って壁をつくる、左官工事の一種です。左官工事と異なるのは、壁ではなく床を専門としており、なおかつ弊社ではビルやマンション、商業施設などの床部分をつくるための、コンクリートによる工事を専門的に行っています。そもそも、土間工事というのは沖縄で米軍基地の建設に携わった職人がルーツとなっていると言われており、実は私の両親も、沖縄県の宮古島出身なんですよ。
 
山本 土間工事にはそういうゆかりがあったのですね! そんな親御さんの意志を継いでいると思うと、なんだか感慨深いです。それにしても、建物の床をつくるというのは、建築物の中でも特に重要な部分の工事を担っていますよね。
 
砂川 そうですね。もちろん土間工事のほかにも、建物の建設工事には、多種多様な職人や業者が携わっています。それらの職人たちとうまく協力し合いながら、リーダーシップを発揮する父の姿は、本当に尊敬しますね。