B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

意匠と構造の両面から
安全な理想の家をつくる

 

女性の活躍も応援しさらに高みを目指す

 
glay-s1top.jpg
鈴木 御社には、設計士の方は何名いるのですか?
 
藤江 私の他に、一級建築士が2名、二級建築士が1名、計3名の女性建築士がいます。住宅に関しては、やはり女性のほうがこだわりをお持ちの方が多いですから、建築士は女性が強みを発揮しやすい職業かもしれません。細かい気配りにも長けていますしね。
 
鈴木 建築業界はまだまだ男性社会というイメージがあったので、意外です。確かに、戸建ては奥さんの意見が反映されやすいですよね。女性同士、水回りや生活動線、子育てなどを同じ目線で打ち合わせができるのは、お客さんも安心感があると思います。
 
藤江 もっとも、建て売り住宅の場合は、不動産会社の意見も重視しなければいけないので難しいところがあります。暮らしやすさを意識したデザインと、売れ筋の間取りが必ずしも一致するとは限りません。ただ、そのうえで「これはどうですか」と提案していけるところも、私たちの強みかなと思っています。
 
鈴木 構造を通して安心かつ安全な建物を提供できるところ。そして、女性目線で提案できるところ。この2つがウィステリアさんの大きな特長だと、私も感じました。また、藤江社長に対しては、複数の資格を取得なさったり、女性のキャリアアップも応援されていたりと、とてもアクティブな方という印象です。
 
glay-s1top.jpg
藤江 新しいチャレンジに遅すぎることはありませんからね! 私は49歳でトライアスロンを始め、最初は「こんなおじさんにできるはずがない」と思っていました。でも、苦手だった水泳も克服でき、大会に出場できるようになっています。
 
鈴木 ほう、トライアスロンですか! 仕事をしながら3種目の練習をするのはすごいですよ。私も仕事で東京マラソンを走った際は、練習がハードで、正直、もう二度とやりたくないと思いました(笑)。トライアスロンを始めたように、今後やってみたいことはありますか?
 
藤江 いずれは自社で、土地購入から物件を建てたいと思っています。ノウハウを結集させて、より安心で安全な建物をつくりたいですね。
 
鈴木 計算が好きというところから構造設計の世界に入り、常に現状に満足せず、高みを目指してこられた藤江社長の、今後のさらなるご活躍が楽しみです。私も応援していますので、ぜひ頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
自分の信念や思いが建物に伝わるような設計をして、最終的にお客様に喜んでいただける。そんな仕事をしていくことが、私にとって「仕事を楽しむ」ことだと思います。
(藤江俊彦)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ウィステリア一級建築士事務所
■ 本社 〒221-0834 神奈川県横浜市神奈川区台町11-29 横浜エム・アイビル202
■ 事業内容 住宅・店舗・集合住宅等の企画、設計・監理
■ 設立 平成24年4月
■ 従業員数 4名
■ 主な取引先 株式会社フレックスホーム/ホームライフ株式会社
■ ホームページ https://www.wisteria-design.com