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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

同じ思いの仲間を増やす
アンテナ工事の開業支援

 

アンテナ工事を施工するパートナーを募集

 
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川村 またまた大成功ですね! 優れた経営の才能が垣間見えますよ。
 
大貫 ただ、それも長くは続かなかったんです。今思えば、私は“人を使う”ことに向いていなかったのかもしれませんね。特に建設業はトップダウンであれこれ指示をしなければならない場合が多いんですよ。従業員に強く命令したり、怒ったりしなければ上司の立場は務まらない。私はそれに抵抗を感じ、ストレスをため込んでしまったんです。そして、弊社の専務でもある中学時代からの親しい友人一人を残し、ほかの従業員を全員独立させました。
 
川村 確かに、経営者は時に非情な決断を下さなければならないこともあると思います。大貫代表が優しいお人柄だからこそ、悩まれてしまったわけですね。その後はどうなさったんでしょうか?
 
大貫 自分は本当は何がしたいのかを考えました。そして、それまでに経験した仕事の中で、一番やりがいがあったのが住宅メンテナンスだったと気付いたんです。住まいのメンテナンスは、お客様とコミュニケーションを取る機会が多く、とても楽しい仕事だったんです。そこで、住宅メンテナンス業に業務を集約し、今年2019年4月に法人化して弊社を立ち上げました。今は、気心の知れた専務と2人でストレスのない仕事を続けています。
 
川村 それが、現在のテレビアンテナの修理や取り付けだったんですね。
 
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テレビアンテナ設置の施工中の様子
大貫 そうなんです。もともと太陽光パネルの設置や修理業務の延長で、エアコンの設置や電気製品のメンテナンスも行っていました。現在はアンテナを中心に、住まいのメンテナンスやリフォームも行う総合住宅メンテナンス業として活動しているんですよ。
 
川村 確かに、映らなくなってしまったテレビアンテナの修理にすぐ来てくださると安心できますね。
 
大貫 実は、落雷被害や台風などで壊れたアンテナの修理には、火災保険が使えるんですよ。意外とご存じない方が多いので、弊社ではお客様の金銭的な負担を軽くするために、そのようなアドバイスやサポートも積極的にしているんです。
 
川村 それはお客さんにはとても嬉しいアドバイスですね。でも、たくさんあるアンテナの工事に、大貫代表と専務のお二人で走り回っているんですか?
 
大貫 そこには一つの仕組みがあるんです。私は弊社の規模そのものを大きくしたいとは思っていません。ただ、もっと多くのお客様に丁寧な工事をご提供したいと事業の拡大を考えました。そこで、日本各地でパートナー様を募集することにしたんです。