B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

ものづくりの本質を極め
楽しみながらソフト開発

 

感謝を忘れず地域貢献につながる活動を

 
glay-s1top.jpg
杉田 豊富なアイデアを持ち、それをどう活かすかを常に考えながら楽しんでいらっしゃる市川代表は、まさに生粋のクリエイターだと思います。ところで、近年は「AIの時代」と言われていますよね。ますます便利な世の中になると期待される一方で、AIによって仕事や活躍の場を奪われてしまうのではないかと不安視する声もよく聞きます。市川代表はAIについて、どのように考えていらっしゃいますか?
 
市川 AIでも一般的なソフトウェアでも、結局のところは手段にすぎません。それを何に使うのか、目的さえしっかり持っていれば、それほど問題にはならないと考えています。例えば2010年頃には、まだスマートフォンは一般的ではなかったのに、いつの間にか私たちの生活に定着しましたよね。それと同じようにAIも、生活の中に自然と取り入れられていくと思いますよ。
 
杉田 なるほど。使う目的をしっかり見極めていれば、便利な存在として受け入れられるわけですね。それでは、市川代表がソフトウェアを開発するにあたって、大切にしていることをお聞かせください。
 
市川 先ほどもお話ししたように、プログラムも音楽も、つくる過程を楽しむのが大事だと思います。どのような目的を持ち、どのような方針で取り組むか。作品の価値は設計次第で変わると思っていますので、私は開発前の段階で突き詰めて考えることを大切にしています。そうして自分のアイデアを形にする作業はとても楽しいですし、開発したソフトウェアを使ってくださるユーザーさんの姿を見ると、さらに喜びが倍増しますよ。会社勤めの頃と違って、現在の私はお客様の声を直にお聞きしたり、表情を拝見したりできます。これは、最もやりがいを感じるところですね。
 
杉田 市川代表は独立なさってから、ますますお仕事を楽しんでいらっしゃるように感じます。ぜひ、これからの目標も教えてください!
 
glay-s1top.jpg
市川 とにかく自分がおもしろいと感じた仕事をしたいと思っているので、さまざまな事業を展開していきたいですね。例えば、2020年度からは小学校でプログラミングの授業が必修となります。私としても、プログラミング教室を開いて、子どもたちにプログラムの楽しさを教えたいと考えています。ただ、そこでは技術を教えるだけでなく、子どもたちにものづくりの本質を伝えていきたいですね。また、今後は地元のコミュニティにも参加したいです。両親や職場の先輩・後輩、そして音楽仲間など、周囲への感謝を忘れずに、地域貢献につながる活動ができると嬉しいですね。
 
杉田 今回のお話をうかがって、市川代表がしっかりと地に足を付けてものづくりを極めてきた方だとよくわかりました。これからも、楽しむ心を持ち続けながら、素敵なアイデアを実現していってくださいね!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
その仕事が好きではないと楽しめないですし、好きなものを見つけないと人生おもしろくありません。ですから、自分が好きな仕事ができるのが最高だと思います。
(市川由紀夫)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 合同会社Daddy's Office
■ 事業内容 ソフトウェアの開発・販売・コンサルティング
■ 設立 平成31年4月
■ ホームページ https://daddysoffice.com