B+ 仕事を楽しむためのWebマガジン

経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

つくばを世界一の町に
熱血弁護士走る

 
 
130417_k1080_ex02.jpg
川﨑 依頼人の人生まで背負う仕事なんだ・・・。確かに、「裁判の後のことまで考える」 というのは、非常に重要だと思います。
 
堀越 弁護士には 「困っている人を助けるのが仕事」 というイメージがあると思います。実際、家庭や仕事の問題でマイナスな状態にある方を元の生活に戻すイメージの仕事が多いです。でも、弁護士というのは、ただ依頼人の生活をマイナスからゼロに戻せばいいというわけではありません。その方が戻した生活を維持でき、また何か起きた時には周囲が助けの手を差し伸べる世の中にしてあげられなければ、なんにもなりません。そう思って、私は自分のキャパシティのうち5%を、「住みやすい町をつくる」 活動に注いでいます。
 
 

つくば市を「世界一住みたい町」にする!

 
川﨑 堀越先生が考える 「住みやすい町」 とは、具体的にどんなイメージでしょう。ぜひ教えてください。
 
130417_k1080_d03.jpg
堀越 「地域の活性化」 と言われる活動も、実際には 「外に売れる特産品をつくる」 「外から人を集めるためイベントを開く」 ところまでで終わっているケースが多いのではないでしょうか。私が思うに、それでは不十分です。地域の中に文化や教育、政治、経済の全てがあり、みんなが協力して生きていく仕組みができてこそ、本当に住みやすい町になると思います。特に大事なのが仕事です。人が幸せになるには何らかの意味で 「仕事があること」 が欠かせません。仕事がないから問題が起こり、犯罪に走る人も出てくるのです。私はそう考えて、先にも言いました社団法人をいろいろな職種の仲間と立上げまして、地元の中小企業やベンチャー企業に雇用を創出していただけるよう勉強会を開いたり、支援策を議論したりしているところです。
 
川﨑 まさに、弁護士になろうと決める時にイメージした通りですね。堀越先生は本当にご自分の仕事に使命感を持っているんだなあ。・・・ぼくも中学生の頃からずっと芸能界にいて、自分がなぜ芸能人をしているのか考えると、愛や感動、夢、希望といったものを自分の体で人に与えられる職業だからなんです。お金がもらえるからじゃなく、自分が社会に役立つことをするのは使命であり、仕事とは人に恩返しをするためのものだと思っています。そのために今も東北の被災地に通っていますし、行くと毎回、ぼくのほうが元気づけられるくらいですよ。堀越先生の今後のご活躍にも、大いに期待したいです。
 
堀越 ありがとうございます。つくば市を世界一住みたい町にすることは私の生涯のテーマです。そのためにも弁護士という本業を忘れず、地に足を着け、仲間を増やしながら研究を続けていきたい。これからも人との出会いを大切に、活動していきます。応援をよろしくお願いします。
 
 
 
 :: 事業所概要 :: 
   ■ 事業所名 つくば中央法律事務所
 ■ 所在地 〒305-0031 茨城県つくば市吾妻1-10-1 つくばセンタービル1
 ■ 事業内容 法律事務所
 ■ 設立 平成24年11月
 ■ 従業員数 4人
 ■ ホームページ http://tsukuba-chuo.com
 ■ ブログ http://tukubahorikoshi.blog88.fc2.com