◆クラフトビール人気で
ビールの新時代が到来
醸造所を併設し、できたてのビールを提供
夏といえば、キリッと冷えたビール! ・・・というビール党の方も多いと思います。2000年代に入り、若者のアルコール離れやワインなどの人気に押されて一時は苦戦を強いられていたビールですが、この数年、ビールに新たな時代が来ているのをご存じでしょうか。1994年の酒税法改正以降、ビールの小規模生産が可能となり、全国各地に地ビールも多数登場しました。その後、小規模生産ビールのクオリティは進化し続け、注目を集めるようになったのがクラフトビールです。ビールの醸造所を持つ居酒屋“ブルーパブ”も数を増やし、新たなビールファンを取り込んでいます。
2015年4月にオープンした商業施設「ログロード代官山」。この代官山の新ランドマークに、クラフトビールの専門店が誕生しました。シンプルでスタイリッシュな佇まいのオールデイダイニング「SPRING VALLEY BREWERY TOKYO(スプリング バレー ブルワリー トーキョー)」は、一見するとカフェのようですが、エントランスを入ってびっくり! モダンなインテリアに、なんと本格的な醸造所。スケルトンの仕込み釜や発酵・貯蔵タンクが設置され、醸造の1から10までを見ながら、できたてのクラフトビールと料理を楽しむことができます。朝から晩まで、見て、食べて、飲んで、大満足必至。クラフトビールの妙を五感で楽しむ、大人のエンタメ施設に注目です!
1階は、ハイチェアやカウンターを配したバル風
スタイリッシュな店内には、醸造マシンが!
2階はレストラン然としたくつろぎの空間に
◆個性豊かなビールがズラリ
カスタマイズはここだけ!
色ものどごしもそれぞれ異なるクラフトビール
「“つくり手”と“飲み手”の交流によって、化学変化のように生まれる新しいビール」をテーマに、ビールの裾野を広げるべくオープンしたSVB TOKYO。定番となるビールは現在6種、どれをとっても個性派ぞろいです。
フラッグシップビール「496」は、完全数である496に相応しく、甘味や苦味、キレなど、全てにおいてバランスのとれた逸品。496は1から31を足した数でもあり、まさに1ヶ月毎日飲んでも飽きのこない味わいです。また、日本ビール産業の父、W.コープランド氏の名を冠する「COPELAND」は、ビールの原点を感じさせるピルスナーとなっています。黒ビール「In The Dark」は香ばしさと柔らかな甘味と苦味を持ち、まるでコーヒーのような風味とコク。スイーツとの相性も良いので、カフェタイムにもいいでしょう。グレープフルーツのようなフルーティーな風味が特徴の「on the cloud」は、白ワインのように爽やかで華やかな飲み心地です。一風変わっているのは、柚子と山椒を効かせたホワイトビール「Daydream」。低温の時には柚子が香り、温度が変わると徐々にスパイシーな山椒の香りが上がってくるため、時間と共に味の変化を楽しめます。そして、ルビー色が美しい「JAZZBERRY」は、ラズベリー果汁を加えて醸造した、果実味たっぷりなフルーツビールに仕上がっています。
真空状態のインフューザーにシナモンを・・・
「JAZZBERRY」を満たし、ハンドルを上下に
シナモンとベリーのカスタマイズビールが完成
飲み比べると、それぞれの個性に、ビールの概念が覆されてしまうかもしれません。SVB TOKYOでは、さらにビールの可能性を広げるべく、ビールをカスタマイズできるビアインフューザーを独自に開発しました。オーダーごとにインフューザーにスパイスやフルーツを入れて風味づけしたインフューズドビールを飲めるのは、SVB だけ。自由な発想で進化し続ける、新時代のビールに、ぜひ魅了されてください。
◆個性派ビール×料理
ペアリングを楽しむ
ビアアンバサダーのお墨付き! ビールとおつまみの「ペアリングセット」
それぞれ異なる魅力を持つクラフトビールゆえに、「どういった料理を合わせればいいのかわからない」という人もいるはず。そんな時は、テイスターグラスのビール6種とそれぞれに合わせたおつまみのセット「フードペアリングセット」をチョイスしてみては? 例えば「496」のペアはパルミジャーノ。バランスの良い「496」に、チーズ特有のクセや油分がぶつかりあうことなく見事に中和します。コーヒー感覚の「In the dark」には、甘いピーカンナッツショコラ、「Daydream」には、スモークアーモンドのスモーキーフレーバーがマッチ! ぜひ、6種それぞれのベストペアリングを試してみてください。
この他にも、ビールに合う料理が充実。ディナータイムの自家製シャルキュトリ盛り合わせ5種には、生ハムやサラミ以外に、「JAZZBERRY」を使ったパテドカンパーニュや「on the cloud」を練り込んだポークリエットなど、ビールを使った品も。また、店内で焼いたピザや、900℃の高温が出る特製ブロイラーオーブンでジューシーに焼き上げたグリルなど、ビールに負けない本格的なメニューばかりです。
オイルサーディンの塩気とフェンネルの風味が絶妙なマリナーラ1600円
ビールを使ったパテなど、自家製シャルキュトリの5種盛り合わせ1800円
朝・昼・カフェ・夜と、1日に4回メニューが入れ替わるので、様々なシーンで利用できるのも魅力。不定期でブルワリーツアーや、ワークショップ、テイスティングセミナーといったイベントも開催しており、参加すればビールの幅広い世界観を体感できるでしょう。これからは「とりあえずビール」ではなく「ビールがなくちゃ始まらない!」――SVB TOKYOが、そんな楽しいビールライフを約束します。
| SPRING VALLEY BREWERY TOKYO TEL03-6416-4960 〒150-0034 東京都渋谷区代官山町13‐1 ログロード代官山内 営業 8:00~24:00(LO22:30) ※日祝は~22:00(LO21:00) 年中無休 | |
(この情報は2015年8月19日現在のものです)