◆職人の技術と良質の素材
革製品の頂点を目指して
素材と技術に定評あるキプリスで、長く寄り添う革小物を見つけて
新年とはまた違った意味で、多くの人が1年の節目を迎える4月。進学や就職祝いを贈る機会も多く、また、自身の新たな一歩を鼓舞すべく、持ち物を新調する人も少なくありません。せっかく記念に残るのならば、長く付き合える逸品を選びたい。そんなニーズを満たすアイテムとなると、やはり、経年ごとに自分色に染まり、個性が輝く革小物がうってつけ。今回は、数あるレザーブランドの中でも、「ファクトリーメイド・イン・ジャパン」をキーワードに、日本の技術と素材にこだわる粋なブランド「キプリス」をご紹介しましょう。
ライフタイルの様々なシーンに合わせたレザーブランドを展開する株式会社モルフォ。モルフォは、ものづくり大国として世界に認められてきた日本の美意識や技術を伝承し、さらに高みを目指し続けています。熟練の職人の手仕事と上質な素材から生まれる、洗練された革小物の数々――。その筆頭が、カンパニーブランドである「キプリス」です。
◆革の持ち味を最大限に活かし
日常の中で輝き続けるアイテム
青く輝く羽を持ち、世界で最も美しいと言われるモルフォ蝶類。その中でも美の頂点とされるのがキプリスモルフォ蝶です。この美を極めた蝶の名をブランドに掲げた背景には「一生愛せる、本質的価値のあるものづくり」という理念があります。この神髄を最も端的に表すキプリスのアイテムは、時代に流されないベーシックなデザインでありながら、繊細なディテールや使い込むほどに豊かな表情を見せる質感が魅力です。
40年以上のキャリアを持つ職人を中心に高品質の革小物を生み出す
その秘密は、ものづくりの原点を見据えて厳選する素材、そして、革本来の魅力を引き出す製法にありました。ヨーロッパには、革どうしを縫い合わせ、断面を磨きあげる「切り目コバ磨き」という優れた技法がありますが、日本にも「袋もの仕立て」と呼ばれる特有の技術があります。たとえば、財布などの角において、装飾性と機能美を大きく左右する「菊寄せ」。専用のヘラで放射状に細かなひだを重ねていく、非常に高度な技術です。また、この菊寄せを美しく仕上げるため、機械で漉いた後に、コーナー部分に手漉を行っています。これには新聞紙の厚さである0.04mmを、さらに半分の0.02mmに漉く技術力が駆使されているのだとか。この他、縫い目を隠す「忍び縫い」や、今ではほとんど見られなくなった一枚革による「底折れマチ」など、日本の伝統技術を取り入れたからこそ、海外ブランドとはひと味違う、スマートで繊細なフォルムの革小物が生まれたのです。まさに、日本が誇る美意識と、細やかな匠の技の賜物。革という素材に職人が魂を吹き込んだキプリスのアイテムは、使えば使うほど輝きを増すことでしょう。一度手にすれば、愛着が湧き、長きにわたって良き相棒となってくれるに違いありません。
使い込まれ、職人の手になじむ道具の数々
菊寄せネンというへらでヒダをつくっていく
日本のレザーブランドらしい繊細な仕上がり
◆伝統技術と職人魂の粋を集め
機能美と使う楽しみを追求
キメ細かなボックスカーフのウォレット
ファクトリーメイド・イン・ジャパンと銘打つにふさわしいキプリスですが、ブランドの中でも一級の技術と素材を駆使した最高級ライン「キプリス コレクション」が存在します。ものづくりの頂点を目指し、どんなシーンでも存在感と輝きを放つアイテムをつくるため、素材は日本、ドイツ、イタリアなど各国から取り寄せた最高級の皮革を使用。さらに、手仕事により約100~250工程ものプロセスを加えたこのコレクションは、芸術の域といっても過言ではありません。つくり手の創造性やファッションとしての美しさ、道具としての機能美を備えたアイテムは、いずれも気品と風格を感じさせるものばかりです。使う楽しみを追求した、モルフォブランド最高峰・キプリスコレクション。その使い心地と唯一無二の存在感を、ぜひその手で確かめてみてください。
自らの立場を、ユーザーとクラフトマンの橋渡しと称し、常により優れた商品を提案し続けるモルフォ。その真髄を昇華したキプリスの革小物を、ライフスタイルの新たなパートナーに選んでみませんか。
鱗模様が美しいキプリスコレクションのマットクロコダイルシリーズ
高品質なリングマークトカゲのリザードを用いた同コレクションの品
| 株式会社モルフォ 〒130-0026 東京都墨田区両国4-8-11 TEL 03-5638-6701 | |
(この情報は2014年4月1日現在のものです)