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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

際立つ伐採技術と若さで
あらゆる現場に対応

 

森林と人々の安全を守る「伐採」という仕事

 
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小倉 2024年5月に法人化されて、夢を叶えた中竹社長。今後挑戦してみたいことがあれば、教えてください。
 
中竹 大きくは2つあります。まず1つ目は、事業を拡大すること。今のところ、組合を通していただくお仕事がメインなのです。今後は、組合と商圏が重ならないところで直接お客様からお仕事をいただけるようなシステムを構築したいと考えています。直接案件を請け負うことで我々の利益率も上がりますし、お客様にはコストカットもご提案できますからね。
 
小倉 まさにWin-Winというわけですね! 日本は山林が多いから、需要は高いでしょう。中竹社長たちのような若い世代のスタッフさんがもっと増えれば、全国展開も夢ではないかもしれません。
 
中竹 2つ目の目標は、認知度をアップさせることです。小倉さんも先ほど、林業は山林に限定されていると思っていた、とおっしゃいましたよね。でも実際は、一般のご家庭でも伐採の需要があって弊社も対応しているわけです。その点をもっと訴求し、たくさんの方に我々のことを認知していただきたいですね。
 
小倉 そのために必要なのは、やはりSNSの活用でしょうか?
 
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中竹 若い世代へはSNSでの訴求が効果的でしょうね。年配の方々へは、新聞をはじめとしたさまざまな媒体への広告訴求が必要だと考えています。
 
小倉 認知してもらえれば仕事はもちろん増えるでしょうし、「林業をやってみようかな」と思う若い世代も増える気がしますよ。
 
中竹 そう願っています。この仕事は、とても大変です。でも、伐採が終わったときに倒れた木が整然と並んでいる光景を見て得られる達成感や、間伐をした森林に太陽光が差してきたときの感動は、経験した人にしかわかりません。そんな林業の魅力を、ぜひ一人でも多くの方に知っていただきたいです!
 
小倉 「森林は管理が大切」と聞いたことがあります。しかし、林業に携わる方々の高齢化や後継者不足によって管理する側が圧倒的に足りていないという状況です。中竹社長率いる株式会社中竹林業さんは、まさにこの現状を救ってくださる救世主ですね。森林を守るため、そして私たちの安全を守るために、これからも頑張ってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事をやり終えたとき、ビルの完成のような派手さはないけれど、木がきれいに倒れて太陽の光が差す様子は感動的で、疲れも吹き飛びます。個人のお宅で伐採した際は「すごい!」と、お客様が私たちの技術に驚き、喜んでくださるのも嬉しいですね。
(中竹秀一)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社中竹林業
■ 本社 〒515-2302 三重県松阪市嬉野天花寺町927-77
■ 事業内容 間伐/特殊伐採/枝打ち/下刈り/整備/植え付け
■ 設立 2024年5月
■ 従業員数 4名
■ Instagram https://www.instagram.com/ringyou1118/
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。