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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

運動やスポーツを通じて
子どもの成長をサポート

 

多くの人々の人生を支える事業への展望

 
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緒方 これまでのお話をうかがって、城戸社長のお仕事に対する熱意がわかりました。今後の目標も教えてください。
 
城戸 福祉事業を拡大し、子どもたちだけでなく、大人の就労支援やグループホームなども運営したいです。弊社は現在、未就学児を対象とする児童発達支援事業と、小学生から高校生までを対象とする放課後等デイサービスの2つの事業を運営しており、0歳から18歳までのお子さんが通うことができます。しかし、成人に対しては対象外となってしまうんです。
 
緒方 18歳を超えると現在の施設に通えなくなってしまうんですね。大人の障がい者の方へはどういった福祉サービスがあるのでしょう。
 
城戸 大人の障がい分野では、就労継続支援A型およびB型という事業があります。前者は一般企業での雇用は困難ではあるものの雇用契約に基づいた就労が可能な方を対象としており、後者は雇用契約を結ばずに働く機会やスキルの取得訓練を提供するものです。弊社では、特に就労継続支援B型事業所の運営を目指しています。さらに、18歳から高齢者までの知的障がいや精神障がいの方を対象とした共同生活施設であるグループホームも弊社で運営できれば、0歳児から高齢者までの支援が可能となるんです。このような取り組みから、障がいや難病を持つ方でも住みやすい地域づくりに貢献したいと考えています。
 
緒方 壮大な計画ですね。しかし、幅広い事業を展開するには職員の方も多く必要になるのではないかと思います。
 
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城戸 その通りです。そこで私は、弊社で働いてくれる職員を大切にしたいと思い、職員たちが心地よく働ける環境の整備に力を入れています。そのおかげか、結婚や出産で一度職場を離れた女性職員も、その多くが子育てが落ち着いた頃にまた働きたいと戻ってきてくれていまして。私も心から嬉しく思っているんです。
 
緒方 また戻ってきたいと誰もが思える会社とはすごいです! 職員のみなさんが誇りを持って元気に働いている姿は、施設に通っているお子さんや親御さんの安心感にもつながるでしょう。
 
城戸 そうですね。また、スポーツ選手のセカンドキャリアにも注目しており、弊社の職員として働いていただけたらと考えています。というのも、ある分野で活躍した方々だからこそ、運動の楽しさや魅力を子どもたちに実感をもって伝えられる良い職員になってくれると思うんです。せっかくスポーツの技術やノウハウを積み上げてきたのですから、それを子どもたちの成長に活かしてもらいたい。私自身ずっと野球に携わってきたこともあり、弊社がスポーツ選手の引退後の受け皿になれれば嬉しいです。
 
緒方 プロの世界でもセカンドキャリアは重要な課題です。自分の周りの選手にも伝えたいなぁ(笑)。子どもたちだけでなく職員も大切にし、サポートしたいという城戸社長の思いが伝わりました。職員のみなさんも喜びをもって働けていると思います。これからも障がいを持つ子どもたちはもちろん、セカンドキャリアに迷っている元スポーツ選手の人生の支えになってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
これまで私を支えてくださった方々への感謝の気持ちを持ちながら、困っている方のお力になれることこそが、私にとっての喜びであり楽しみにほかなりません。
(城戸健一郎)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 こどもサポート株式会社
■ 本社 〒187-0032 東京都小平市小川町1-763-5
■ ハイタッチ!立川幸教室 〒190-0002 東京都立川市幸町5-1-7 フルミエールメゾン1F-B
■ ハイタッチ!小平小川教室 〒187-0032 東京都小平市小川町1-447 みなみ台コーポラス1F
■ ハイタッチ!立川柏教室 〒190-0004 東京都立川市柏町2-43-1 ARROWS-B101
■ 事業内容 通所支援/相談支援/就労支援
■ 設立 2016年7月
■ 従業員数 33名
■ 主な取引先 東京都福祉保健局/東京都国民健康保険団体連合会/立川市福祉保健部障害福祉課/小平市健康福祉部障がい者支援課/東大和市福祉部障害福祉課
■ ホームページ https://www.kodomo-support.co.jp
※営業目的のお電話は固くお断りいたします。