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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

障がい者も分け隔てなく 自分らしく輝ける場所を
障がい者グループホーム ボギー/児童デイサービス わくわく 代表 藤 賢一郎

※営業目的のお電話は固くお断りいたします。
 
プロフィール 福岡県出身。内臓系の病を患い、障がい当事者として多くの不便を味わう。既存の施設よりも利用者およびご家族に対して寄り添ったサポートができる場所をつくるため、(有)オリエンタルモナコを設立。児童デイサービス わくわくを開設した。今年2月には障がい者が対象のグループホーム ボギーを開設。自身の原点となっている親身な思いに基づく福祉サービスは、利用者だけでなくその家族からの信頼も厚く、笑顔の輪が広がり続けている。【ホームページ
 
 
 
体感した当事者だからこそわかる利用者の思い。問題解決への使命感を持ち、強い信念のもと障がい者グループホーム ボギーと児童デイサービス わくわくを運営し、日々の業務に邁進する藤 賢一郎代表。多様化する時代の中で、障がいを特別なものと捉えるのではなく、健常者と同じように自分らしく生きるためのサポートを心がけている。「想いやり・支え合い・分かち合う」の理念は両施設に浸透し、関わるすべての人の心の拠り所にもなっている。
 
 
 

アットホームな放課後等デイサービス

 
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インタビュアー 岩崎ひろみ(女優)
岩崎 藤代表は本日お邪魔している児童デイサービス わくわくのほか、グループホームも運営なさっているとお聞きしました。広々としていて開放感があり、あちらには畳のお部屋も見えますね。木の香りが優しく漂っていて全体的に温かみを感じ、とても落ち着く空間です。
 
 ありがとうございます。私どもは、障がい者グループホーム ボギーと、ここ、児童デイサービス わくわくを運営しております。厳密には、共同生活援助事業所と放課後等デイサービス、児童発達支援事業所の運営ということになりますね。
 
岩崎 私にも3人の子どもがいますので、今日はどうしても保護者目線になってしまいそうです。わくわくさんは、子を持つ親にとって、とても心強い場所だなと感じます。
 
 放課後等デイサービスは、一人での留守番が難しいような、精神的・知的障がいを持つお子さんが通所されています。小学生から高校生までの支援学校などに通う方が、放課後に利用されるイメージですね。学校までお迎えにいくので、移動時の心配もありません。児童発達支援は、0歳から就学前のお子さんを対象にしています。当施設に通所が決まった段階で喜ばれる親御さんも少なくないんですよ。