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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

50年以上の伝統を継ぎ
給食で地域の健康に貢献

 

地域社会の食の安全と人々の健康に貢献

 
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四ツ井 これまでの給食業界のイメージを変え、若い世代の人材も積極的に増やしながら、業界全体を盛り上げていくことが私の目標です。そして、地域社会における食のインフラと、地域の人々の健康を支える重要かつ責任ある仕事だということをより広く周知していきたいと思っています。
 
水野 健康的な生活を送るために、食事は本当に大切です。私自身、管理栄養士の資格取得を目指したきっかけの一つが、親族が体調不良になったことでした。そのうえで、流行や曖昧な情報に惑わされず、健康のために本当に必要な情報を得たいと思い、芸能活動のかたわら大学で学び直したんです。だからこそ、私も給食業界の重要性がもっと多くの人に伝わってほしいと思っています。
 
四ツ井 そう言っていただけると嬉しいです。最近では、高齢者施設や介護の現場での食事や栄養管理にも注力しています。というのも、福祉施設などでは入居者の生活リズムや時間が不規則な場合もあるため、インスタント食品を使うこともあるんです。しかし、それではバランスよく栄養を摂取するのは難しいですよね。そこで、弊社ではクックチルという製法を用いて総菜の製造も行っています。
 
水野 クックチルというと、加熱調理した料理を急速冷却することで、衛生的に保管できるようにする調理法ですよね。
 
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四ツ井 はい。弊社ではクックチルでつくった温めるだけですぐに食べられる完全調理済みパック惣菜を、高齢者施設向けに提供しています。これによって、調理経験のない施設のスタッフでも栄養価が高い食事を短時間で提供でき、人材不足や食品ロスも解消できると考えています。メニューはすべて自社で開発し、地元・埼玉県産の食材を使うことで、地域性のあるメニューをオーダーメイドで提供できるんですよ。最近では、広島県で給食調理会社が突然給食の提供を停止してしまった問題も起きました。そのようなことが繰り返されないよう、これからも地域社会の食の安全と人々の健康に貢献していきたいです。
 
水野 四ツ井社長の業界に対する思いに感動しました。学校給食は子どもたちが健康に過ごすためにも重要なものだと思いますので、これからも給食の大切さを伝えるとともに、ぜひ業界のイメージをより良く変えていってください!
 
 
 
「仕事を楽しむ」とは‥
仕事を仕事としてとらえず、ゲームをプレイするような意識で取り組むことですね。例えば目標を達成した時や成果を上げた時は、レベルアップした感覚で喜ぶ。些細な意識の変化で、日々の仕事がより楽しくなると思います。
(四ツ井裕明)
 
 :: 会社概要 :: 
  ■ 社名 株式会社ロワール/株式会社才武給食
■ 株式会社ロワール 〒366-0816 埼玉県深谷市樫合903-2
■ 株式会社才武給食 〒367-0061 埼玉県本庄市小島6-11-37
■ Myra Gym深谷 〒366-0824 埼玉県深谷市西島町2-1-1 林ビル3・4階
■ 事業内容 給食弁当の製造および配達/病院・介護施設・学校給食・こども園・民間企業等の食堂委託契約/チルドパックの製造および配達/オードブル・サンドウィッチ・会議用弁当製造販売
■ 設立 昭和57年9月(株式会社ロワール)
■ 従業員数 100名
■ ホームページ https://rowal.co.jp (株式会社ロワール)
https://saitake.co.jp (株式会社才武給食)