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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

新たな風が発展への道標 安全に注力する足場工事
林工業株式会社 代表取締役 石田英司

 
プロフィール 千葉県出身。1980年に先代が三栄塗装工業(株)として設立し、塗装業を営む。やがて塗装から足場工事に事業を移行し、1990年に林工業(株)に社名変更。2014年に会社を引き継ぎ、現在はプラント工事や橋梁工事に伴う足場の組み立て・管理・解体を中心に手がけている。システム吊り棚足場協会の会長も務め、工事の安全への取り組みにも尽力している。【ホームページ
 
 
 
創業から40年以上も続く会社でありながらも、新たな挑戦を続ける林工業株式会社の石田英司代表取締役。環境を変えることをテーマに掲げる石田社長は、「新しい風は新しい知恵を生む」と考え、異なる業界からの人材を迎え入れるなど、ユニークなチームづくりを行っている。システム吊り棚足場協会の会長も務め、活動を通じて同業他社と協力し知恵を出し合い、安全への取り組みに注力している石田社長の熱い思いをうかがった。
 
 
 

創業40年以上続く確かな信頼と実績

 
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インタビュアー 千葉真子(マラソン元日本代表)
千葉 千葉県市原市に拠点を構える、林工業株式会社さんにお邪魔しています。こちらはトラック競技ができそうなくらい広大な敷地で、オフィスも明るくきれいで素敵ですね! まずは事業内容を教えていただけますか?
 
石田 弊社では京葉地区のコンビナートの足場の組み立て・管理・解体を中心に、建屋外壁の補修用足場、単菅本足場や枠組工事まで、足場に関連した工事を幅広く手がけています。その他にも、全国の高速道路や橋梁などの足場工事にも携わっていますよ。
 
千葉 足場工事のことなら何でもご対応いただけるんですね。創業当時からずっと足場に関わる工事をされてきたんでしょうか。
 
石田 もともとは先代が塗装屋として1980年に弊社を設立したんです。建屋外壁などに塗装をする際に足場が必要になるので、当時は他の業者に足場工事を依頼していたものの、しばらくして自分たちで足場を組むようになりました。それからは塗装屋から足場屋にシフトし、9年前の2014年に先代から会社を引き継いだ次第です。
 
千葉 創業40年以上とは驚きました! 着実に積み重ねてきた実績が、多くの方からの信頼につながっているんですね。