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経営者インタビューEXECUTIVE INTERVIEW

鳶工事にリフォームも!
多様な建設の現場に対応

 

最後まで従業員の面倒を見る環境づくり

 
内山 建設関係の会社はたくさんある中で、隆政さんの強みはどのような部分でしょう?
 
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中村 弊社は足場をつくる鳶の仕事以外に、鉄骨や鍛冶、解体、金物、リフォーム関係など、幅広い施工に対応できます。
 
内山 すべてお願いできるとなると、いろんな現場で重宝されますね。
 
中村 土木関係は主に法人様からのご依頼が多く、リフォームは個人様の依頼が中心で、お客様も幅広いです。注文内容以外に付随する業務が発生した場合も、軽いフットワークで迅速に対応することを心がけています。「うちはこれしかやらない」ではなく、柔軟にご要望に応えているんです。
 
内山 臨機応変に対応していただけるのは助かりますね。自分の方針を貫こうとする昔ながらの職人さんも少なくない中、中村社長や従業員の皆さんはそうではないと。
 
中村 弊社で対応可能な工事は、一言では説明できないほど多様です。長年の経験と豊富な施工実績に基づいた確かな仕事には自信があります。建設工事のトータルパートナーとして、何かあればすぐ声をかけていただきたいですね。
 
内山 建設会社は数多いからこそ、そのような強みを持つことが大事ですよね。なんでも任せられるのは頼もしいですよ。
 
中村 ありがとうございます。とはいえ、長年地域に根差して地道に活動してきた中で、コロナ禍はかなり打撃を受けました。受注が激減し、金銭的に厳しくなったからといって従業員の給料を下げることもできず、苦しい時期が続きましたね。
 
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内山 2020年に法人化されているから、ほぼ同時期にコロナが来た感じですか。
 
中村 そうなんです。個人事業主の期間を含めて、たくさんの企業様と関係を紡いで受注が安定していたぶん、ダメージも大きかったです。ただその経験が、私や従業員が50歳60歳になったときの人生を想定することにもつながりましたし、大変な時期をみんなに支えてもらったことで従業員を大事に思う気持ちが一層強くなりました。「高齢になっても収入が必要。そのために小さな仕事も受けられるようにしておこう」と考えるようになったんです。怪我や病気で体が不自由になった人でも可能な仕事をつくるなど、新しい環境を整えました。